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∞∞∞ ページ27

橙 side




僕たちが一緒に寝るときはいつも
お互いの距離に少しだけ隙間がある。
いつももどかしさを感じながらも、
恥ずかしさが勝ってしまうんよね。


丸「…頼れる男になりたいなぁ…」ぽそっ


「…いきなりどうしたん?」


小さく笑いながらこちらを向くA。


丸「え?あ、声に出てた!?///」


「思いっきり出てました。笑
…丸ちゃんは頼れる男やと思うで?
いっつも助けてもらってるもん。」


丸「そう…なん?」


「そうやで。丸ちゃんはeightの太陽で私の…なんやろ?」


丸「そこ、すんなり言って欲しかったぁ…笑」


「あはは、なんやろなぁ…すばるくんとは
また違う意味で特別なんよね…
同期でモチベも一緒で楽器も一緒やし、
でも双子って感じでもないしなぁ難しい笑」


丸「確かに…一言では難しいなぁ」


「次までの宿題やな!笑」


丸「そうやね、今日はもう寝ますかぁ」


「おん、眠いわぁ…おやすみ丸ちゃん。
今日もありがとう、お疲れ様でした。」


丸「ん、おやすみA…」


Aは少し微笑んで目を閉じると
あっという間に夢の中。
もともと寝つきはいいんよな…
だからこそ寝つかれへん時辛いみたいや。


優しく頭を撫でて寝顔を見るのが
何より癒しの時間。


昔は背中ばかり見ていた。
追いつけない存在やと思ってた。
そんなAが同じグループになって
大切なメンバーになって。
寝顔を見れば安心してくれてるんがわかるから、
そんな存在でいられることに幸せを感じるんや。



頼り頼られ、一緒に皆の笑顔をつくっていくのが僕らの日常。
Aにとってメンバーであり特別?である僕の日常。

∞ある日の楽屋。3→←∞∞



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作者名:白色。 | 作成日時:2016年7月1日 1時

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