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紫 side
村「ほれ!眠いなら寝るで!」わしわし
「まだ寝ぇへんし…飲み足りへんし」
村「あんまり飲んだら明日浮腫むんちゃうか?笑」
「出た〜オカン出た〜笑」
村「せめてオトンにしてくれよ。
そもそも俺オカンやったらオトン誰やねん」
「やっぱそこは夫婦やからきみくんちゃう?笑」
村「いや、あいつオトンやったら家庭崩壊するやろ笑」
「そこはオカンがしっかりしとるから大丈夫や!」
村「いや、何が大丈夫やねん!笑」パシッ
「じゃあ、大黒柱っぽいからすばるくんとか!」
村「まぁ、ヨコよりはオトンっぽいか。」
「そこ納得するんや!笑
そうなったら私、長女かなー?次男??」
村「そこは長女ちゃうか?
って、うっかりまじめに答えてもうたやないか!笑」パシッ
「ええやん楽しそうやんエイト一家。笑
完全になんかの企画みたいやけど。笑」
村「ホンマやで。全員揃うんは仕事だけで充分や
うるさくてしゃーないわ。笑」
「ふふ、何だかんだ一緒にはしゃいでくれるやん。」
村「人生なんて楽しんだもん勝ちやからな!!
ほれほれ!そろそろほんまに寝るで!」
「急やな!信ちゃんのが先に眠くなってるやん!笑」
やいやい言いながら歯磨いて布団に入る。
寝転がって俺の腕にしがみつくA。
「信ちゃん今日もありがとう。おやすみ」
村「おやすみ」
すぐに静かな寝息が聞こえてくる。
どんだけ安心しよんねん。笑
年齢こそ下やけど、同期でジュニアの頃は
俺より活躍してたA。
飛び抜けたとこのなかった俺と
切磋琢磨してくれたんはこいつで
見てた背中はいつの間にか隣に並んで、
今ではこうやって
支える存在になれたんは純粋に嬉しい。
寝顔見てるとほんまに親みたいな気分なるんが複雑やけど。笑
心配し心配され、空気で会話するのが俺らの日常。
Aにとってメンバーであり第二のオカン?である俺の日常。
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作者名:白色。 | 作成日時:2016年7月1日 1時