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赤 side
「おじいちゃん眠いん?」
渋「眠いんお前やろ。笑
ほら早よ、腕。」
渋々ベットに寝て俺に腕枕するA。
俺は基本いつも"される"方。
たまに逆やけど。
「おじいちゃんの髪サラサラやなー
もう伸ばさへんの?」
渋「気が向いたら」
「向かなそー笑
伸ばしたら亮ちゃん喜ぶで?」
渋「男に喜ばれても嬉しないわ。笑
もういっそ丸刈りにでもしてやろうか…」
「それはあかん!せっかくの美しい髪が…」
渋「俺は何か?女優かなんかか?笑」
「ちゃうけど。笑
ワイルドになりすぎる気ぃするもん。」
渋「ええやないかワイルドなおっさん」
「似合いそうなんが余計嫌やわ。笑」
渋「似合うとるんやからええやないか!笑」
「亮ちゃん泣くで。」
渋「お前の中の亮は喜んだり泣いたり忙しいな。笑」
「亮ちゃん喜怒哀楽しっかりしてるやん?」
渋「人見知りしてへん時はな」
「亮ちゃんもすばる君に人見知りのこと
言われたくないと思うわ。笑
あ、でも亮ちゃんはすばる君みたいに
素直に甘えてくれへんなぁ…」
渋「亮はムッツリやからな」
「すばる君はオープン助平やもんな。笑
結婚ネタもある意味、現実になったし怖いわー」
渋「本当の現実になるまで続けるけどな。」
「怖いわ…」
渋「ま、取り敢えず今は寝とき。
明日も早いんやろ?」
「んんー…子守唄、歌ってくれへんと寝れられへん」
そう言いながらもAの目は眠そうで
でもほんまに疲れてる時しか言うてこーへん
事やからしゃーなしやで。
渋「…きらきらーかがやーくー…♪」
静かにゆっくりAの目が閉じる。
「…すばる君の歌、ほんまに好きや」
小さく聞こえたかと思うと
すぐに規則正しい寝息が聞こえる。
ほとんど聴けてへんやないか。笑
しっかり俺を抱き枕にしてぐっすり寝とる。
俺はきっとこいつの歌を初めて聴いたときから
こいつの音に惚れてるんや。真剣に。
そんな寝息を子守唄にして寝る。
お互いの音に安心して過ごすのが俺らの日常。
Aにとってメンバーであり相方な俺の日常。
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作者名:白色。 | 作成日時:2016年7月1日 1時