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何もしないまま、時間だけが過ぎる
いる位置もバラバラで、会話もあまりない
いつもと違う空間に違和感を感じながらも、Aも柊が美術室に戻ってから諏訪と何も話していなかった
(警察、来ないかな)
丁度そう思っていた時だった
「警察の皆さん。お勤めご苦労様です」
窓から外を見ていた甲斐は、「警察だ！」と呼びかける
一斉に、わあっ、と窓に集まった
「お呼び立てして、申し訳ありませんが、只今、生徒にある課題をやらせています」
またスピーカーから聞こえる柊の声
課題というのは、言わずもがな、影山澪奈が自 殺したということに関してだろう
「次の指示があるまで、暫くお待ちください
もし、その間大人しくしてなければ」
煙が上がった
校庭の奥にある、体育倉庫が爆発した
"大人しくしていなければ、生徒達諸共爆発します"
そういう意味が込められてることを悟った教師軍は身を縮こませて息を呑む
警察
爆弾
窓から焼け焦げたコーンやボールなどを見たAは、改めて人質であることを自覚した
何か、しなければいけない。死にたく、なければ
＿＿＿＿
＿＿
＿
只今の時刻。1時35分
「夕飯あるのかな…」
「あるといいな…。その方が食費浮くし」
ポツリと呟いた魚住に、自嘲気味に笑いながら金沢が答える
「あのさぁ、少しは危機感持とうよ」
呆れたように言う花岡
「私4時からオーディションあるんだけど」
「最悪深夜アニメまでには帰りたいな」
2人に釣られるように心の声を漏らす結城と森
ガタッと机から降りた花岡は、ぶすっとむくれる2人を咎める
「どう…しようか」
空気が悪くなっているのをどうにかしようと、控えめに茅野が口を開く
タイムリミットが迫ってきているのに、変わりはない
どう抗っても、8時は近づいてくる
「どうもしねぇよ。サツの助けを待ってりゃいい」
「それ本気で言ってんの？」
「あ？」
「見たでしょ。警察が動けばうちらがどうなるか」
吐き捨てるように言った甲斐に反論した諏訪の言葉は、間違っていなかった
生徒達の頭に過ぎる、爆発音
「確かに。今は先生の指示に従った方がいいかもしれない」
「指示に従うって…」
「どうして景山澪奈が自 殺したのか、その理由を8時までに考えるんだ
じゃないと、本当に誰かが死ぬ」
只今の時刻、1時38分
漸く、始まる
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ミア(プロフ) - あんず飴さん» うわああめちゃくちゃ返信遅くなってしまったほんっっっとに申し訳ないです！！！コメントありがとうございます！！！！ (2019年8月31日 20時) (
レス) id: 8a7216d57f (このIDを非表示/違反報告)
あんず飴 - 柊先生落ちがいいです！！ (2019年4月21日 18時) (レス) id: e9a1259486 (このIDを非表示/違反報告)
ミア(プロフ) - イツカさん» コメントありがとうございます！何気に柊先生リクエストは初めでです笑更新頑張ります！！ (2019年3月10日 16時) (レス) id: 8a7216d57f (このIDを非表示/違反報告)
イツカ(プロフ) - 柊先生がいいです！更新頑張ってください！ (2019年3月10日 16時) (レス) id: b93db8aef6 (このIDを非表示/違反報告)
ミア(プロフ) - 美桜さん» コメントありがとうございます！真壁くんイケメンですよねまじ惚れます笑 (2019年3月9日 21時) (レス) id: 8a7216d57f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミア | 作成日時：2019年1月7日 0時
