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数日後、仕事用のUSBメモリを買うためにとある有名メーカーの電器店に仕事帰りに寄っていた。
「USBメモリ…あ、あった」
目的の物を手に取りレジに行こうとしたとき、隣から「あ」と言う声が聞こえた。
「あ…弟者さん…でしたっけ?」
「覚えててくれたんですね、おついちさんのお隣の…えーと」
「Aです」
Aさんって言うんですね!
整った顔でそんな眩しい笑顔を向ける弟者さん。
何というか…少し犬っぽい…?
「弟者さんも何か買いに?」
「えぇまあ、ちょっと機器を…」
その場で少し彼と話をしていた。
この店の通りを通っていたらしくついでにとパソコンの周辺機器を特に宛もなく見に来たらしい、その時私が前を通り過ぎようとした所に声をかけたみたいだった。
すると、弟者さんのスマホに着信がきたみたいで。
「もしもし…あ、もうそんな時間か、ごめん今から行く」
電話を切ったところで弟者さんは私に向き直った。
「すみませんこの後用事があって…」
「そうなんですね、ごめんなさい話し続けちゃって」
「いえいえー、もしかしたらまた会う機会があるかもなんでその時話しませんか、近いうちにまたおついちさん家に用があるんで、是非皆で」
さらっとおついちさんが巻き込まれているが、私は自分の欲の方が勝っていいですね、なんて言ってしまった。
…ごめんなさいおついちさん、私は酷い人間なんです、そう思いながら心の中で苦笑した。
店から外に出て弟者さんとはそこで別れた。
「…冷えてきたなぁ」
腕を擦りながら、今日のご飯どうしようかな、なんて献立を考えながら暗くなりだしている道を進み始めた。
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Sky(プロフ) - 華ヶ崎レオさん» ありがとうございます…!読んでくださり本当に感謝です!もしまた機会があればどこかでお会いしましょう! (2017年11月30日 23時) (
レス) id: 8a4500494c (このIDを非表示/違反報告)
華ヶ崎レオ(プロフ) - 完結おめでとうございます。毎日更新を楽しみにしてました！これからも頑張ってください！ (2017年11月30日 22時) (レス) id: a8b7c32919 (このIDを非表示/違反報告)
Sky(プロフ) - Chromeさん» わああ私には勿体無いお言葉です…!こちらこそ読んでいただいて本当にありがとうございます!一日一話更新で申し訳ないですがこれからも楽しんでいただけると嬉しいです! (2017年11月26日 21時) (レス) id: 8a4500494c (このIDを非表示/違反報告)
Chrome(プロフ) - ｱｯ、すいません私のコメントの敬語が途中おかしくなってますが気にしないでください！笑 (2017年11月26日 18時) (レス) id: 348c3c48e5 (このIDを非表示/違反報告)
Chrome(プロフ) - はじめまして！ココ最近、本作の更新を１日の楽しみにさせていただいてまして、とても楽しく読ませていただいてます！素敵な小説ありがとうございます(∩´∀`∩) (2017年11月26日 18時) (レス) id: 348c3c48e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sky | 作成日時：2017年10月29日 18時
