【K】もうやめて・・・。

25話 ページ27

心side



うまくいった！ついに吠舞羅に！！！



「あの、それで私吠舞羅のクランズマンになりたいんですけど･･･」



「ああ、せや！まあこんなことあったけど改めてこいつらに紹介せなな」



「愛坂心です、よろしくおねがします((ﾍﾟｺ」



「よろしく〜」



「女って珍しいっすね」



「まあたしかに」



「いいんじゃね、仲間が増えるんだし」



いろんな声が聞こえた



「ほな、尊んとこ行き」



「はい、((ﾄｺﾄｺ」



ソファーに座っている赤の王、周防尊さんに近づいた



「えっと((聞いてた」



そう言って、尊さんは私に手を差し出した



「その手を取ってみ、まあ試験みたいなもんや」



私は差し出された手を取った







(((((((ﾊﾞﾁｯ)))))))








握ろうとしたその炎を帯びた手は、私の手をはじいた









「「「「？！」」」」



その場にいた全員が驚きを隠せなかった



「え、なんで？！」



「…((ｼﾞｰ」


尊は自分の手をじっと見つめていた


「もう1回、もう1回お願いします！」



「無理だな、一度拒んだらこの炎は受け付けない」



「そんな！！！」



ここの全員と親しくなって私の居場所を作ってやろうと思ったのに！！



「ん、てことは鎌本こいつ仲間じゃねえってことか？！」



「そういうことになりますね！？」




その瞬間その場にいた全員の顔が青ざめた





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーお久しぶりです、作者です。
5/4少し修正しました。

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