#46 トリガー ページ47
『自分が元いた国で何をされて何をしてきたのか、完全にでは無いけど分かったのが嬉しかった。それに玄界に来てからサイドエフェクトのことやボーダーのトリガーのこと、それに人間関係のことも教えてもらった。私はこの国に感謝しかない。なら、自分のためにもこの国のためにも役に立ちたいって思ったの。この国が許すのであれば私はボーダーになりたい!!』
そんなAの思いを聞いて止めるものはいなかった。
それに今まで自分たちがしてきたことを良い事だと思ってくれてることに嬉しさを感じていた。
空「A、これからは戦う仲間としてよろしくな!」
『……うんっ!!』
小「でもAって戦闘経験無いんじゃないの?」
『あ……ないです……』
いくらトリオン体に換装するとはいえ強くなければなんの意味もない。そこで迅が「なら…」と話し始める。
迅「うちの仮想ルームで色々試してみたら?」
宇「えっ。いや全然大丈夫なんだけど、まだ正式に入ったわけじゃないのにいいの?」
迅「あぁ。だってもうAちゃんはボーダーに入ったも同然だしね」
空「迅さん未来見えたってこと?」
烏「そういうのって言っていいもんなんですか…」
迅「これに関してはいいのいいの。絶対に揺るがないからね」
『っ……』
確定された未来ほど安心するものは無い。
そしてこの国の戦力となるため、Aはボーダーの第1歩を踏んだ。
『ト、トリガーオン!!』
そしてAは武器やサブについて実際に試しながら教えてもらい、結果アタッカーとしてスコーピオンを使うことに決めた。
宇「とにかく実践あるのみ!!ってことで、さっそくレベル１のモールモットからチャレンジしてみようか」
そういってAの目の前にはモールモットが出てきた。倒し方も弱点もわからず、結果何も出来ずに終わってしまった。
宇「最初はそんなもんだから落ち込まないで?遊真くん、ちょっとAちゃんにコツとか教えてあげてよ」
空「うむ、よかろう≡З≡」
同じポジションで同じ武器であることから、空閑はAに弱点や敵の特徴を教えた。
『栞さん、もう一度お願いします』
宇「ほいさ!!」
すると……
空閑の教え方が上手いのか、最初だからといって設定を弱くしすぎたのか、単純にAの呑み込みが早いのか。
三「えっ……」
空「まじか」
Aの一撃は敵の弱点に命中したのだ。
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パステル☆*°(プロフ) - おんぷさん» ありがとうございます……(泣)頑張ります！！！ (2021年8月3日 15時) (
レス) id: e374720797 (このIDを非表示/違反報告)
おんぷ(プロフ) - めちゃくちゃおもしろいです…！一気読みしてしまいました(笑)大変だとは思いますが、更新楽しみにしてます！！応援してます！！！ (2021年8月1日 20時) (レス) id: 416a70e64b (このIDを非表示/違反報告)
パステル☆*°(プロフ) - しおりさん» ありがとうございます(；＿；)期待に応えれるよう精一杯頑張ります！！ (2021年4月3日 14時) (レス) id: e374720797 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 面白くて一気に読んじゃいました！遊真くんの小説あんまりないので素敵な作品に出会えてとても嬉しいです！更新楽しみにしています！ (2021年3月31日 22時) (レス) id: 88ef928d1d (このIDを非表示/違反報告)
コクーン(プロフ) - 遊真は誰とでも仲良くなれますからねw (2021年3月11日 7時) (レス) id: df4dd2fe70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パステル☆*° | 作成日時：2021年3月4日 22時
