江口くんの妹は？

34話 ページ39

次の日 〜放課後〜




れな、悠真「やっ、やばい…、テスト縛しだ…」




彼方「おつー(笑)」




れな「酷いよ彼方〜、慰めの言葉とかないわけ〜？」




彼方「ない」




れな「即答！？即答ですか彼方さん！？」




彼方「それがどうかした？」





れな「もうやだ…、彼方が最近冷たい…、構ってくれない…」




悠真「でも、今回のテスト数学むずくなかった？」




彼方「なんか応用問題ばっかだったな…」




はぁ、数学だけ死んだ…っと言って帰る準備をした




れな「てか、彼方〜、昨日大丈夫だったの？」





………………





れな「えっ、なにこの間！？」






色々あったんだよ、色々…






悠真「れな、彼方の顔が死んでるからこの話はやめようね…」





れな「でも、気になる〜」





いや、そこ普通聞かないだろ！？






れな「てか、今年で3年生、卒業か…」





悠真「演劇部の部長誰になるんだろうね〜」




れな「やっぱり、彼方かな〜」




彼方「それはない」





悠真「あー、そうかもね…」




れな「えっ！？なんで！？」





悠真「いや、だって、彼方とれなて仕事始めたじゃん、部活に参加できない時が多くなるじゃん」





れな「そっかー、じゃあ、次の部長は悠真だねー」





悠真「いやいや！なんでそうなるの！？」





れな「だって、悠真はさ、演劇部の中心にいる存在じゃん！彼方もそうだけどさ、彼方が部長になる確率低いならそうなるじゃん！」




れな、解釈滅茶苦茶だろ…




てか、悠真どんだけ焦ってんの…



悠真「いやいや！絶対ない！俺が部長なんて部存続の危機だよ！」




いやいや、否定しすぎたろ…



れな「でもさ、なんだかんだ言って1、2年生からの信頼も厚いし、やっぱり部長向いてるよ悠真！」




悠真「なんか、もう部長決定みたいな言い方なんだけど…」




彼方「いいんじゃないか、私も賛成だ」




れな「だよね、だよね！やっぱり彼方はわかってる！！」




いや、別にお前の味方って訳じゃないんだけど…



まぁ、来週には誰が部長かわかるだろうし、今は置いておこう




それよりまずは、仕事をがんばらなきゃ…

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