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156話 日の呼吸 ページ31

「うむ!そういうことか!だが知らん!"ヒノカミ神楽"という言葉も初耳だ!!」

「えっ!?ちょ、ちょっともう少し......」


『(相変わらず、さっぱりしてるなぁ煉獄様)』



煉獄様の隣に座り、二人の会話を聞く

どうやら炭治郎はヒノカミ神楽を煉獄様なら知っていると踏んでここに来たようだ


まあ、全く知らなかったようではあるが


ちらりと横を見ると、どこを見ているのかわからない煉獄様の目が

一瞬だけこちらを向いたような気がした



「溝口少年!流星少女!刀の色は何色だ!」

「!?俺は竈門です色は黒です!!」



私にも聞かれたようだが先に炭治郎が答え、煉獄様は炭治郎に向けて話をする



「黒刀か!それはキツいな!」

「キツいんですか!?」



しらっと驚くことを明かした煉獄様に、炭治郎は目を見開いた

実は案外私も驚いたが、できるだけ顔に出さないよう努める


黒刀はキツいのか.....なら、白は?

というか、オレンジにもなってたから、色は白ではないのかも.....



「黒刀の剣士が柱になったのを見たことがない!

  更にはどの系統を極めれば良いかもわからないと聞く!流星少女はどうだ!」

『私は白ですが....橙色にも変わりますね』

「よもやそうなのか!では"色持ちの刀"なのだな!」



煉獄様によれば、"色持ちの刀"というのは色が様々に変わる刀のことを指しているらしい


数十年に1度ほど、極稀にそういう剣士がいるそうだ

その剣士についてはほとんど記録も残っていないそうなので、詳しいことはわからない




「二人とも安心するといい!俺の所で鍛えてあげよう」

『私は継子にはなりませんからねー.......』



この人はわざとなのか無意識なのか....

鬼殺隊の柱という立場でなければ嫌がられそうな性格をしている


反対側に座っている伊之助(目が覚めた)と善逸は、窓の外を見て話(?)をしていた



「うおぉぉお!すげぇすげえ早ぇぇぇ!!」

「危ない馬鹿この!」

「俺外に出てどっちが早いか競争する!!」

「馬鹿にも程があるだろ!?」



喧嘩をしていても微笑ましいな、と見守る

煉獄様は、そんな二人を見て笑っていた



「君達は仲が良いな!しかし危険だぞ!いつ鬼が出るかわからない!」

「.......え?」



それを聞いて、善逸はサッと顔を青くした

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セブンス・エイカン(プロフ) - booksさん» シャル好きなんですよねぇ作者が.......これから数話にかけてシャルやら蜘蛛の皆が出てきますよ〜!! (2020年1月27日 20時) (レス) id: c11c2be27e (このIDを非表示/違反報告)
books - シャルを出してくるのはずるすぎる。 (2020年1月27日 19時) (レス) id: e463963ad8 (このIDを非表示/違反報告)
くれあ(プロフ) - こちらこそ無理を言ったりしてごめんなさい...これからも頑張ってください! (2019年12月29日 14時) (レス) id: 25d58b0605 (このIDを非表示/違反報告)
セブンス・エイカン(プロフ) - くれあさん» わかりました!じゃあ、しのぶさんのことは師範にしときます!!ご指摘ありがとうございます!! (2019年12月28日 23時) (レス) id: c11c2be27e (このIDを非表示/違反報告)
くれあ(プロフ) - お返事ありがとうございます!やっぱりカナヲはしのぶちゃんの事を師範と呼んだほうがしっくりきます!自分も調べてはみたんですけど出てこなかったのでカナエちゃんに関してはセブンスさんが決めたらいいと思います… (2019年12月28日 23時) (レス) id: 25d58b0605 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セブンス・エイカン | 作成日時:2019年12月19日 20時

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