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102話 幸せな時間 ページ18

『大丈夫、抱え込まなくて良いんだよ

  無一郎君の周りには、自分で思っているよりたくさんの人がついていてくれる』

「....本当に?本当に、僕は一人じゃない?」

『うん、無一郎君は一人じゃない

  この世に、本当に一人な人間なんて存在しないんだよ』



そう言うと、無一郎君はそっと目を閉じて静かに呼吸をし始めた

静かな部屋の中に無一郎君の呼吸音だけが響く


すると、驚くことに無一郎君の腹部の傷が塞がり始めた


え、呼吸ってこんなこともできるのか?単に身体能力を上げるだけかと思っていた



「.........ねぇ、君って名前なんだっけ」

『ん?流星Aだよ、改めてよろしくね

  時透無一郎君』

「うん、よろしくA」



私の肩に顔を埋めて、抱きついて来る無一郎君

可愛いなぁ、こんな弟もいたら楽しそうだ


スッと無一郎君を抱き上げ、館の外に向かって歩き始める

その間無一郎君はずっと私を抱き締めて離さなかった



『無一郎君、ほら、藤の花の家紋に着いたよ』

「うん、運んで?」



さも当たり前かのように運べと言われたので、断るに断れず部屋まで移動する

女将さんには報告したので、直に医者が来るだろう


部屋にはもう布団が引いてあり、二人分の浴衣も置いてあった

あれ、これまた二人で並んで寝る系か?いや、別に良いけども...



「ねえA?今日布団をくっつけて寝よーよ」

『え?んー...仕方ないなぁ、今夜だけだよ?』



こんなに穏やかな会話をできるのも今だけであり、すぐにまた任務が来るのだろう

でも、今だけは


楽しく、幸せな時間を過ごそうじゃないか


その日の夕食は凄く豪華で、(かなり)量も多かった

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セブンス・エイカン(プロフ) - マリアさん» いえいえそんな、、、神だなんて、、、あります((申し訳ございませんでしたァ!! (12月16日 7時) (レス) id: c11c2be27e (このIDを非表示/違反報告)
マリア - セブンス・エイカンさん» なにそれ…むりすき…貴方が神か… (12月15日 23時) (レス) id: 3b19aca4c0 (このIDを非表示/違反報告)
セブンス・エイカン(プロフ) - マリアさん» なんと、、、ものすごい偶然!あの、、、ちょっとネタバレになるんですが、、、堀さんこれからかなり絡みます。萌シーンいれようと思ってます。貴方に満足して頂けますように(。-人-。) (12月14日 20時) (レス) id: c11c2be27e (このIDを非表示/違反報告)
マリア - まって、堀さんって私の好きな人の苗字じゃん…出てきた瞬間心臓がギュンッてした… (12月14日 20時) (レス) id: 3b19aca4c0 (このIDを非表示/違反報告)
セブンス・エイカン(プロフ) - トノトノさん» そんな...至福の喜びですッ!ありがとうございます!! (11月16日 22時) (レス) id: c11c2be27e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セブンス・エイカン | 作成日時:2019年11月11日 13時

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