49話 日暮れ ページ7
「見つからないね...｣
『そうだねぇ...どうしたものかな』
我妻君と肩を並べて歩く
我妻君も加わり、二人(翔大君を除く)で探し歩いたのだが
全く見つからずに時間だけが過ぎて行く
あぁ、そろそろ日が暮れる
でも翔大君も放っておけないし...このまま私だけ帰らせてもらうのは我妻君に悪い
翔大君を抱いてとぼとぼと歩いている我妻君を見る
彼は、私が着かれるだろうということで翔大君を抱くのを代わってくれた
なぜこれでモテないのかは不明である
『我妻君、君はもう家に帰って良いよ
もう日が暮れるし、後は私だけで大丈夫だから』
「いや、日が暮れるからこそ一人じゃダメだよ！！鬼が出るかもしれないでしょ！？
まあ俺弱いからいてもそんなに変わらないけどさ！？｣
『我妻君...』
胸がときめくとはこの事であろう
彼のかっこいい台詞にキュンとした(と思う)
まあ、その後の「それにAちゃん可愛いし...デヘデヘ｣という発言によって打ち消されたが
彼がモテない理由がなんとくわかった気がする
「でも、本当に何処に行ったんだろうね？翔大君のお母さん｣
『さぁ...最悪お母さんが誘拐されてないか心配になってくるな...』
「ね、ほんとそれ...っ！？え、何！？｣
話ながら歩いていると、突然我妻君が驚いた声を上げた
急にどうしたんだろうか、様子が変だ
『我妻君、どうしたの？』
「いや、なんか今悲鳴が...！
何処からかわかんないけど...なんだろ｣
悲鳴？まさかっ...
バッと振り返り日を確認する
そのとき、日は＿＿＿＿＿＿＿暮れていた
すぐに円の半径を広げ、周囲の気配を探る
『っ！やっぱりか...！
我妻君、翔大君をよろしく！！』
「えっ、Aちゃん！？ちょっと、待って！！｣
我妻君の制止の声も聞かずに走り出す
屋根を蹴り、騒ぎの根元に向かって移動していく
もう日光に当たる心配はいらない、ということは
例え町だったとしても鬼が出てしまうのだ
私が向かったところでどうにかできるわけじゃない
でも、ここで何もしなければ私は
何年経っても義勇さんの隣になんか立てっこない
「キャアァァァァァァ｣
かん高い悲鳴が響き渡る
今度は、私にも聞こえた
女の人が鬼に襲われている！！
私がついたときには、女の人が鬼に押し倒されていた
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セブンス・エイカン(プロフ) - 霧雨魔梨乃さん» 天才だなんてそんなこと...ありまs((失礼しました(土下座)、ありがとうございまぁぁぁぁぁぁす！！！ (2019年10月31日 22時) (
レス) id: c11c2be27e (このIDを非表示/違反報告)
霧雨魔梨乃 - マジでやばい!天才だわぁ。物語作ってけれてありがとう(TOT) (2019年10月31日 21時) (レス) id: 0e4689ecab (このIDを非表示/違反報告)
セブンス・エイカン(プロフ) - booksさん» 真菰ちゃん可愛いよねぇーーーー！死んでほしくなかったぁぁぁぁ...手鬼許すまじ(怒) (2019年10月31日 7時) (レス) id: c11c2be27e (このIDを非表示/違反報告)
books - 真菰ちゃん…ま″こ″も″ぢゃぁぁん！尊いよぉぉぉーー！ (2019年10月30日 23時) (レス) id: e463963ad8 (このIDを非表示/違反報告)
セブンス・エイカン(プロフ) - ムーンさん» オッケーです！思いの外生存ルート人気ですね！私も映画は見に行く予定ですが映画館が大洪水になることでしょう... (2019年10月28日 7時) (レス) id: c11c2be27e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セブンス・エイカン | 作成日時：2019年10月4日 20時
