59話 錆兎と真菰 ページ19
どこに、行ったんだろう
消えた？いや、恐ろしく速く移動しただけか
それに、練の状態で呼吸を使え？そんなことできるのか？
結局名前も教えてくれなかったし、わからないことだけ増やしていったなあの子
頭に？を浮かべながらも、とりあえず炭治郎のもとに行ってみる
そこには倒れた炭治郎と横にしゃがむ女の子がいた
この子も、気配がない？いや、というかこれはどういう状況なんだ？
よくわからないので、女の子に話かけてみる
『こんにちは、私は流星Aだよ
この近くで剣術の修行をしてるの、貴方は何て言うの？』
「私は真菰だよ
さっきAは錆兎に会った？ほら、宍色の髪をした男の子｣
『あぁ、うん...あの子は錆兎って言うんだね』
それから、炭治郎が目を覚ますまでしばらく話をする
「Aはきっとすぐに全集中の呼吸を使えるようになるよ｣
真菰は、柔らかい笑みを浮かべてそう言った
かわいらしい女の子だなぁ
それが第一印象で、その次が不思議な小だというものだった
真菰は鱗滝さんを知っていて、慕っている
そしていつも私と炭治郎を見ていたという
修行中に視線を感じたことはないけど...それも二人の気配と何か関係があるのだろうか
そんなことを考えていると、炭治郎の眉がピクリと動いた
それを見て真菰は炭治郎の顔を覗きこもうとするので、腕を引っ張る
『炭治郎は石頭だから、当たったら痛いよ』
そう言ったあと、大きな瞳をパッチリと開き炭治郎が起き上がった
相変わらず起き上がるときの勢いごすごい
「なあ、さっきの見たか！？凄い一撃だった！無駄な動きが少しもない、凄く綺麗だった！
あんなふうになれるかな？俺もなりたいな、あんなふうに...｣
途中で不安になってきたのか、だんだんと声が小さくなっていく
しかし、私がフォローを入れる必要はなかった
「きっとなれるよ、私が見てあげるもの｣
「あ、ありがとう...君は誰だろう｣
「私は真菰だよ｣
私のときと同じように名乗る真菰
一言二言炭治郎としゃべってから、私の方を見る
「Aも錆兎と戦ったよね、私見てたんだ｣
『うん、炭治郎も？』
「あぁ、というか！Aは戦って無傷なのか！？やっぱり凄いな、Aは...｣
見るからにしょげた炭治郎に、そんなことないよ、と返す
実際、ただ攻撃を受け流すことしかできなかった
「二人とも熱心だね、さぁ立って剣を持って｣
真菰は、人に教えるのが上手かった
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セブンス・エイカン(プロフ) - 霧雨魔梨乃さん» 天才だなんてそんなこと...ありまs((失礼しました(土下座)、ありがとうございまぁぁぁぁぁぁす！！！ (2019年10月31日 22時) (
レス) id: c11c2be27e (このIDを非表示/違反報告)
霧雨魔梨乃 - マジでやばい!天才だわぁ。物語作ってけれてありがとう(TOT) (2019年10月31日 21時) (レス) id: 0e4689ecab (このIDを非表示/違反報告)
セブンス・エイカン(プロフ) - booksさん» 真菰ちゃん可愛いよねぇーーーー！死んでほしくなかったぁぁぁぁ...手鬼許すまじ(怒) (2019年10月31日 7時) (レス) id: c11c2be27e (このIDを非表示/違反報告)
books - 真菰ちゃん…ま″こ″も″ぢゃぁぁん！尊いよぉぉぉーー！ (2019年10月30日 23時) (レス) id: e463963ad8 (このIDを非表示/違反報告)
セブンス・エイカン(プロフ) - ムーンさん» オッケーです！思いの外生存ルート人気ですね！私も映画は見に行く予定ですが映画館が大洪水になることでしょう... (2019年10月28日 7時) (レス) id: c11c2be27e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セブンス・エイカン | 作成日時：2019年10月4日 20時
