37話 どんなヒト(炭治郎side ) ページ43
一言でいうと、綺麗な人だった
目が覚めた俺の目に映った姿は、花のようだった
赤茶色の瞳に、一つに束ねた赤と黒の髪
そして、見た目のわりに大人びた微笑み
とても俺と同じ子供だとは思えなかった
まあ、起きたときに頭をぶつけてしまったとは申し訳なかったな
凄く痛そうにしていた
彼女は『流星Aてす、よろしくね』と言って俺に笑いかけて、俺と禰豆子を信じると言ってくれた
禰豆子が人間に近いと、俺の目が優しそうだと
ただ単純に嬉しかった
一つ、気になったこととすれば
彼女が名前を教えてくれたときに、少しだけ嘘の匂いがしたんだ
本当に少しだったから気のせいの可能性もあるけど、なんとなく気になる
いつか聞いてみても良いかもしれない
その後に家に寄っても良いか聞いたら、快く了解してくれた
それから、呼び捨てで敬語も外してくれと言われた
てっきり三つほどは年上だと思っていたから、一つ違いだと知ったときは驚いた
家に着くと、Aはなんの躊躇いもなく歩いて近づいていった
六太の頭を優しく撫でてから、Aは家の中へと足を進める
あの光景を見た時も、Aから嫌な匂いはしなかった
ただ悲しみと憐れみの匂いがした
一度見た俺でも顔を反らしたくなるようなものなのに、Aは目を反らすことなく見つめていた
それがどうしてか、俺には聞けなかった
ここら辺から、綺麗な人というのに加え不思議な人だな、という印象がついた
その後も、Aは凄かった
初めてだと言っているのに、籠を簡単に編めるし
俺でも少し疲れるような道のりをなにくわぬ顔で登っていた
あのとき俺は聞けなかったけど、見る前から鬼がいることにも気づいていた
鬼を前にしたときのぶれない動きに、冷静な判断
軽々とした身のこなし
とても正確な、銃を撃つ腕
俺はAのことをなにも知らなかった
でも、不思議とAを怪しいと思うことはなかった
Aからは、絶えず優しい匂いがしているからだ
無理に聞こうとは思わないし、強制はしたくないけど
いつか、Aが話してくれたら嬉しいな
すました横顔を見ながら、そんなことを考えていた
ーーーーーーキリトリ線ーーーーーー
鬼滅の刃ぁぁぁぁ!映画化ぁぁぁぁ!
決定しましたねぇぇぇぇぇ!
そしてぇぇぇぇぇ!もうすぐぅぅぅ!単行本出ますねぇぇぇぇぇ!
一番くじもぉぉぉぉ!もう一回やるらしいですよぉぉぉぉ!
テンション可笑しくてごめんねぇぇぇ!
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セブンス・エイカン(プロフ) - へまとふぃりぃあさん» あはははは.....そうなんです、実はそうなんですよね。夢主ちゃんかなりヤバイですよね!!でも大丈夫、優しくなります。そうです優しくなるんです。(震え) (2020年10月23日 22時) (レス) id: b773bec88c (このIDを非表示/違反報告)
へまとふぃりぃあ - 私は気がついてしまいました…夢主の方が序盤の鬼よりも人を殺しているのでは と、言うことを (2020年10月23日 21時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
ブルーキャット(プロフ) - 作ってあるので入ってみてくださいパスワードは後で言います (2020年3月13日 8時) (レス) id: aed0ea54d9 (このIDを非表示/違反報告)
ブルーキャット(プロフ) - セブンス・エイカンさん» https://uranai.nosv.org/u.php/novel/Kh199809182/ (2020年3月13日 8時) (レス) id: aed0ea54d9 (このIDを非表示/違反報告)
ブルーキャット(プロフ) - セブンス・エイカンさん» はいそんな感じですえっとキャラクターでネズコちゃんも一緒にいるってことになってます本当は箱の中にいますけど夜しか出ない感じです (2020年3月13日 7時) (レス) id: aed0ea54d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セブンス・エイカン | 作成日時:2019年9月10日 23時