14話 それぞれの過去 ページ17
『どんな話でも、ですか?』
「あぁ
話したくないならそれで構わないが」
普通、自分が拾った子供の生い立ちくらい知りたいものだろう
それでも、無理に聞こうとしない彼は本当に優しいと思う
『本当にくだらない日常の話でも、良いですか』
あぁ、と返事が帰ってきて、私はクロロ達との日々を話し始めた
『それで、クロロがマチに負けたので拗ねちゃって
ほんと、子供みたいですよね』
「面白い人たちだな」
『そうですよね
私は皆が大好きだったんです』
私が思い出話を初めて小一時間
その間、冨岡さんは退屈そうな素振りを見せずにずっと聞いていてくれる
ふっと微笑んで告げる
『私は、皆と生活ができて幸せでした
例え離れていてもその気持ちは変わらない
だから、きっと大丈夫なんです』
「そうか、それは良いな」
サアッと冷たい風が吹き抜けた
まだ秋とはいえ、ずっと外にいると寒くなってくる
冷えてしまった手をキュッと握ると、冨岡さんが羽織をかけてくれた
「そろそろ中に戻るか」
『そうですね、なんだか眠くなってきました』
二人並んで屋敷の中に向かう
なんだか、今度はちゃんと眠れそうな気がした
ーーーーーーキリトリ線ーーーーーー
冨岡さんオチではありません冨岡さんオチではありません冨岡さんオチではありません
大事なので三回言いました
そしてこの話すっごい短いですね(どうでもいい)
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セブンス・エイカン(プロフ) - へまとふぃりぃあさん» あはははは.....そうなんです、実はそうなんですよね。夢主ちゃんかなりヤバイですよね!!でも大丈夫、優しくなります。そうです優しくなるんです。(震え) (2020年10月23日 22時) (レス) id: b773bec88c (このIDを非表示/違反報告)
へまとふぃりぃあ - 私は気がついてしまいました…夢主の方が序盤の鬼よりも人を殺しているのでは と、言うことを (2020年10月23日 21時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
ブルーキャット(プロフ) - 作ってあるので入ってみてくださいパスワードは後で言います (2020年3月13日 8時) (レス) id: aed0ea54d9 (このIDを非表示/違反報告)
ブルーキャット(プロフ) - セブンス・エイカンさん» https://uranai.nosv.org/u.php/novel/Kh199809182/ (2020年3月13日 8時) (レス) id: aed0ea54d9 (このIDを非表示/違反報告)
ブルーキャット(プロフ) - セブンス・エイカンさん» はいそんな感じですえっとキャラクターでネズコちゃんも一緒にいるってことになってます本当は箱の中にいますけど夜しか出ない感じです (2020年3月13日 7時) (レス) id: aed0ea54d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セブンス・エイカン | 作成日時:2019年9月10日 23時