183話 次の任務 ページ14
『ああ、それなら良いですよ。行きましょうか』
サラリと任務に行くことを承諾すると、炭治郎達が驚きで目を見開く
「えっ！？A、上官だからといって我慢する必要はないと思うぞ！！」
「Aさん......で、でもｯ.....」
皆、音柱嫌いすぎじゃないか.....？
まあ無理矢理連れていこうとするのは良くないけど、必要だったんだろうし
にっこりと皆に笑いかけ、再び屋根の上に飛び乗る
『大丈夫だよ皆。音柱様、女の隊士が必要なんですよね？
私が代わりに任務に行けば、アオイさんも行かなくて済みますし』
すると、音柱は面倒くさそうに顔をしかめた
「別にコイツも連れてきゃ良いだろ。役にたちそうもねぇがこんなのでも一応隊員だしな」
これは.....悪意はないのだろうが、言い方に問題がある
確かに、鬼殺隊員である以上鬼狩りに行くのが普通
しかし、鬼を狩らない隊士がいるから、怪我を治すことができる
アオイさん達がいなければ、鬼殺隊は成り立たないと言っても過言ではないだろうに
『音柱様、その言い方は』
「黙れ！！」
止めに入ろうとした私の言葉を渡るように、炭治郎が叫んだ
炭治郎.....上官への口の利き方は気を付けろと言われているのに....
「人には人の事情があるんだ！！それを無神経につつき回さないでいただきたい！」
「ぬるい、ぬるいねぇ」
年下に罵られることも、どうやら音柱には全く効果がないらしい
可笑しいな、以前会ったときはもう少し気草に見えたが......
相手によって態度が変わる人なのかも知れない
「このようなザマで地味にぐだぐだしているから鬼殺隊は弱くなって行くんだろうな」
『....音柱様、炭治郎″達″は決して弱くありませんよ
ねえ善逸、伊之助。一緒に任務に行かない？音柱様は女に化けられる隊士がご所望だよ』
静かにそう言うと、音柱も目を細めて左右の人影を見る
右に善逸、左に伊之助
任務帰りの二人が戻り、やっとのこと私達四人全員が揃ったのだ
「今帰った所だが俺は力が有り余ってる
一緒に行ってやっても良いぜ！！」
「アアアアオイちゃんを放してもらおうか
例えアンタが筋肉の化け物でも俺は一歩もひひひひ引かないぜ」
二人を見て何かを考える音柱
まあ、答えは大方見当が付いているが
「あっそぉ.....じゃあ一緒に着いてきてもらおうかね」
音柱の想像通りの答え
さあ、次は音柱との合同任務だ
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セブンス・エイカン(プロフ) - リィさん» ホントですね！すみません、今直しました！ご指摘ありがとうございます！！ (2021年10月18日 16時) (
レス) id: b773bec88c (このIDを非表示/違反報告)
リィ(プロフ) - 誤字報告：174話 理由の最後の行なんですけど、恋雪が小雪になってます (2021年10月2日 18時) (レス) @page3 id: 3d8772a864 (このIDを非表示/違反報告)
セブンス・エイカン(プロフ) - 勿忘草さん» はい、そうです！細かい部分まで気にしていただけるとは......ありがとうございます、本当に嬉しいです！そして、説明が足りず申し訳ない..... (2020年7月26日 21時) (レス) id: b773bec88c (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - シャルの携帯する他人の運命（ブラックボイス）をどう鬼滅に入れるかと思ったら携帯運命になってる．．．なんて読むんですか？そのままブラックボイスですか？ (2020年7月26日 15時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
セブンス・エイカン(プロフ) - ありがとうございますｯ！！！でもちょっと才能はあんまりないかも。これからもよろしくお願いいたします！！ (2020年2月8日 19時) (レス) id: b773bec88c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セブンス・エイカン x他1人 | 作成日時：2020年2月2日 22時
