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テヒョンが出て行ったことが分かると私は眼を開けた。
第3皇子様と第2皇子妃殿下が2人で書庫に行っていた…
少なくとも第2皇子妃殿下に第3皇子と
どうなりたいという明確な意思は無いように見えたが、
第2皇子妃殿下は気付かないだけで
気持ちは知らないうちに
第3皇子様に向いているように思えた。
そしてきっと、
第3皇子様も第2皇子妃殿下のことを想っている…
テヒョンは変わってしまった。
もう変えようという強い意志が無い様に見えた。
…私はただ彼の6妃としてここにいる訳じゃない。
明日、第2皇子妃殿下のところへ行こう。
運が良いことに私には
謝罪に行くという良い口実もある。
貴方に託します。第2皇子妃殿下＿＿
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作者名：キムチヂミ | 作者ホームページ：https://twitter.com/kimuchi_chizini?s=21
作成日時：2020年11月23日 14時
