ろーくじゅよん ページ14
伊野尾side
俺は2人が寝付いてからすることもなく、
ドアを閉めてから椅子に腰掛けて携帯を見ていた。
そういえば、さっき薮が帰ってきたのかな？
きっと薮は俺が怒ってることに1ミリも
気づいてないんだろうな。
なんて真っ暗になった画面の携帯を持ちながら
考えてみる。
すると、ガチャっと控えめに開いたドア。
薮「…あれ、伊野尾。ここに居たんだ」
やっぱり気づいてないみたい。
伊「あぁ。薮、おかえり」
薮「…まあ、
今日は慶ちゃんも祐も早退したんだけどなっ…」
伊「…えっ？」
薮「あっ、てかここに居るんだ。しかも寝てるし。
シゲが1階に居ないから
たかの部屋覗いたんだけどいなくて。
だからドアが閉まってたここにきましたー、笑」
なんて、場の空気を明るくしようとしても無駄だよ
俺の質問も答えてくれない。
俺の怒りにも気づいてない。
薮「…伊野尾、、すまなかった」
伊「え、、？」
最初は意味がわかんなくて、
でも１つだけ思い浮かんだのは
俺が怒ってるってことに気づいたってこと、かな。
頭を下げて何も言わない薮に
伊「…別にいいよ。まあ、強いて言うなら、
もう一回研修生から出直して来いってことくらい」
俺は思ってたことを簡潔に言う。
きっと薮のことだから、
少し疲れてたところもあって無理したんだろう。
薮「……気をつける。本当に悪かった」
多分どこが悪いのかもこの感じだとわかってる。
だから俺もあんまり厳しくは言わない
伊「全員家族なんだから。みんなはみんなで守る。
好きなように好きなことを自由に特別を無しに。
…そして平等に大事な愛情を教えてあげる。
全部が薮のやる事じゃない。
まあ言い方を変えればさ、俺らにも仕事分けてよ笑
…気楽に、みんなで成長していこう？
ずっと一緒にいるんだから。」
頭を上げて俺の目を見てちゃんと聞いてくれた薮。
薮「…っ、おう。…ありがとう」
今気づいた。
薮が目に涙をためてることに。
不思議だな、この感覚。
昔みたいとも思うし、最近もあるなって思ったり。
成「…んぅ、、やぶちゃ、？」
薮「…お、シゲ起きたか？」
成「…おかぇ、、り…」
薮「…ただいま、シゲ」
すっかりコミュニケーションが
取れるようになってきたシゲ。
たかは泣き疲れたのか、
薄手の毛布に顔を埋めてぐっすりだ。
春の終わりの5月はじめ、今の天気は曇りだった。
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まるまる(プロフ) - 三日月さん» こんにちは！わかっていただけて感激です笑。ありがとうございます！これからも微笑ましくいきたいと思います！！笑 (2019年1月4日 16時) (
レス) id: 2fb865df0e (このIDを非表示/違反報告)
三日月 - こんにちは。二回目のコメントです。 高い所を怖がる慶ちゃん、虫がダメなまっすー、確信犯シゲ、大はしゃぎのテゴなど読んでてとても癒されます。NEWSとJUMPの会話が微笑ましいです(笑) (2019年1月4日 8時) (レス) id: a672b66367 (このIDを非表示/違反報告)
ぽっ！(プロフ) - akaさん» コメントありがとうございます！まっすーメインですね、了解です！ありがとうございます！頑張ります！ (2018年8月1日 16時) (レス) id: 22d6b90e14 (このIDを非表示/違反報告)
aka(プロフ) - 更新楽しみにしてます！まっすーメインのお話をもっとみたいです！内容はなんでもいいです！これからも応援してます！ (2018年7月31日 22時) (レス) id: ea9f54ac5a (このIDを非表示/違反報告)
ぽっ！(プロフ) - emmaさん» 返信ありがとうございます！では更新をお待ちください！ (2018年7月31日 16時) (レス) id: 22d6b90e14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：lucky x他1人 | 作成日時：2018年7月23日 0時
