【HQ】俺らのマネージャー

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「角名ー！」










昼休み




いつもみたいにAと双子と銀と食べていたら




俺を呼ぶ⠀(※)山田の声が教室に響いた










『どしたんやろ』




「さぁ…、ちょっと行ってくる」




「角名のんもらっとくでー！」




「はいはい」










治に適当に返事をして山田のとこまで行くと、










「この子がお前に話あるんやってー」




「ご、ごめんね角名くん。お昼休みなんかに…」










あー…、




察しても俺は気づかないフリをする










「2組の人だよね、何か用？」




「え、あっここやったらあれやし…」










この女子の様子を見てクラスの何人かも気づき始める










「え、あの子角名くん狙いなん？」


「でも角名くんはAちゃんやろ？」


「角名あっち行ったら俺にもチャンスが…！」


「シッ聞こえてたらどうすんねん…」










聞こえてんだよ全部










「(しかもここにA居るの忘れてるだろ)」










そう思ってチラッと自分がさっきまで居た席を見ると




銀がAと話していた










「…Aも大変やな」




『まぁマネージャーはそういうもんやろ』




「そっちじゃないんよなぁ」










よかった全然気づいてない









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◯山田(男)
・珍しいタイプの学級委員(中央委員)
・角名の事情がクラスに広まった元凶
・下の名前はいつか明かされるかもしれない




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