ー時代ー ページ4
A「総司さん、お帰りなさい。羽織りを洗いましょうか?。」
A「疲れたでしょう?温かいお茶でも、どうぞ(微笑み)。」
A「あなたが、ご無事で何よりです。」
そこには、彼を切実に支えたいと思う自分がいた。そうだ…私は、彼を……支えていかなければ…今更気がついた…なんで、早く気づかなかったのだろうか…
ゆっくり、瞳を開いてゆく。A「彼を支える…それが、私のできること(彼を愛しているが故に出来ること……)…。」
ガラッ
沖田「ただいま帰りました〜。」
A「総司さん!!!ご無事で何よりです!!。」A「!!??。」彼の浅葱色の羽織りには、たくさんの朱色が私の目に映える。
私は、今までたくさんの血を目にしてきたが、やはり、慣れたものじゃない。
それが、私の血だと思うと、あまりにも、痛々しく感じられ、胸が痛むから。
今にも、血で染められた人のことを思うと、涙が…
A「総司さん……どうして……。」震えた声で私は総司さんにむかって言う。
沖田「何でって、僕の仕事ですから。(ニコォォ)」
A「あ……(そうだ、彼らは、新選組、人を斬るのが仕事……今更わからされても、私には、人を斬ることという行為が、わからなかった。というか、人を斬るのは、いけない。)」
沖田「怖い思いをさせてしまいましたか…?この羽織りは、僕が洗いますよ。ごめんないね。」彼は、優しく言った。
A「……」私は、なにも、言えず、黙っているしかなかった。
この時代は、動乱の時代だ…人を斬ること自体が仕事なって何らおかしくないのだ……
A「なんて、時代に生まれてきたんだろう…。」お星様に呟く。
続きます
続く お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←嬉しさ
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
1人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:マリア | 作成日時:2016年8月11日 21時