すぐる。ご ページ7
無事お腹を壊した私は傑に支えられながらも高専へと向かう。初めての場所だと言うこともありやっぱりドキドキはする。
『傑は緊張しないの?』
夏「緊張……はしないな。刹那がいるからかな。」
『!……なんかちょっと緊張解れた。』
夏「身構えすぎると言葉が出てこなくなってしまうからね。だからといって気を緩めすぎるのはダメだよ。」
『うん。わかってる。』
夏「良い子。………着いたね。」
『わ、こんな感じの学校なのかぁ、同級生って何人くらいいるんだろうね。』
夏「私と刹那含めて4人だね。」←
『えっ…………4…………?』←
夏「まぁ、呪術師なんて稀だからね。非術師の方が圧倒的に多いんだ。」
『……非術師……私も、何かあればよかったのに。』
夏「!……刹那、」
『……傑に置いてかれちゃうじゃん。傑は呪術師なんでしょ?でも私には呪霊ってやつも見えないし術式?とか全く分からない。……そんな奴が、本当に入っても大丈夫なのかな、』
夏「……っ!刹那、やっぱり、無理させていたかな…?」
『!ううん、違うよ!!傑は何も悪くないの。私の問題。……傑、私、頑張るから。傑に追いつけるように、呪術師になれるように頑張るから。』
夏「刹那…………。うん、待ってるよ。」
「雑魚じゃんオマエ。なんで高専来たの?まっったく呪力ねぇじゃん。パンピー?パンピーは帰れよ。」
夏「………おい、おm『雑魚だなんて私が1番わかってるけど??てか初対面のくせに口の利き方なって無さすぎ。どんな教育受けてきたわけ?てか身長デカすぎるわ首痛い。なんでグラサン??タ〇リさんかよ。てか髪の毛白すg…………あっ(察し)』せ、刹那…」←
?「ブハッww」
「……………………オマエ、俺が誰か分かんねぇの?」
『だから初対面だろうが。なんならそっちの女も知らないし。私は傑さえいればいいもん。』
「は?付き合ってんの?」
『付き合ってないけど?』←
「は?」←←
『あ?』←←←
?「アンタ、面白いねw私は家入硝子。硝子って呼んで。」
『……………………』
家「え無視?」
夏「あぁ、ごめん。この子ちょっと人見知りが凄くてね…。時間が経てばなれると思うから…。」
家「ふーん?ま、いいや。で、名前なんて言うの?」
『……………………』
夏「刹那、名前ぐらい言いな。」
『………米塚刹那』
家「ん、刹那ね。よろしく。」
文字数……
3人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:こし豚 | 作成日時:2021年5月3日 17時