【d!】拝啓、親愛なる貴女へ【rbr】 (ページ7)

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『記憶の片隅、鈴蘭有り』の解説ページ7

初めまして！時雨と申します。
初作品、いかがでしたでしょうか
楽しんでいただけたなら幸いです。作者である私はちゃんと面白い作品になっているかどうか不安しかありません…

作品解説に移りましょうか。
舞台は鈴蘭畑です。
鈴蘭の理由は特にありませんが、何となく作風にぴったりかなと思ったので鈴蘭にしました。鈴蘭畑は死後の世界のつもりで書いていました。
だから抱きかかえられた時氷のように冷たかったんですね。
そして、途中出てきた鈴の音。あれは一応現実からの呼び掛けの声のつもりで書いていました。
次は天乃呂戊太(彼)くんのことについてです。
後半にようやく名前が出てくるのでわかりにくいと思いますが、前半部に出てきていた｢彼｣は全て天乃呂戊太くんのことです。あの鈴蘭畑にいたということは…わかりますよね。
そして、一番最初にAちゃんに告白した男子も天乃くんです。1度会ったことあるから、名前を教えていないのに名前を切っていたんですね。
以前会ったAちゃんのことが忘れられなくて、化けて出てきちゃうんです。告白しますが、Aちゃんは当然相手のことなんか知らないので振られます。
諦めが悪いので自らの手でAを交通事故に遭わせ、昏睡状態にしてこちら側へ誘い込んじゃうんです。そしてこちら側でじっくり落として、また霊となって現れAを唆し彼氏に成り上がったんです。
成仏したのかは…ご想像におまかせします。

書ききれないので次回に続きます！