魔法界で悪役令嬢を目指します!【マッシュル-MASHIE-】

悪役令嬢が八人｡ ページ9

・・




Aside





【¦タイムアープｯ…貴様に罰を与える…¦】
　




　まずい…このままだと…


　 …レモンさんが……







A『こ、此方もご覧なさい!!この…無礼者野郎が!!』



自力で拘束を解いて…呪文を唱える…

※*拘束は魔法で解きました…





　『落雷操術(サンダーオペレーション)!』


　
　 よし!…一時的にだけど…
動きを止められた……良かった…





ﾚﾓﾝ｢な、何で……私は…貴方を足止め…したんだよ……?｣





A『……別に…気にしてなんかないわ!でも!!…か、勘違いはしないで下さいましｯ!!』




ﾚﾓﾝ｢ｯｰ…うぅ…Aさん！一生ついて行きます!!｣




A『や、やかましいですわ！ボケェ!』



　 気の抜けた会話をしていると再び…敵が動き始めた…




【¦ﾌｩｩぅ…ウワッｩｩ¦】



ﾚﾓﾝ｢…ｯ!た、助け……｣



　レモンさんの声が留まる…




　武器が当たる直前に…君は現れた……



ﾏｯｼｭ｢そんな生き物居るわけないだろ……｣



【¦ボッホッウ!!¦】
　


ﾚﾓﾝ｢え………?｣





ガッシャン……




ﾚﾓﾝ｢な、何でわざわざ助けに来てくれたんですか…､?｣



ﾏｯｼｭ｢いや…諸事情が僕みたいな感じだったら…可哀想だと思って…｣


ﾚﾓﾝ｢…でも…多分…間に合わないですよ、今からじゃ…｣



ﾏｯｼｭ｢僕がどうやって此処まで一瞬できたと思ってるんだ…｣



ﾚﾓﾝ｢えっ…？｣





■□■



ｸﾛｰﾄﾞ｢(ｸﾍﾍ……そろそろ時間だ…数多の罠に迷路の番｡それに私の用意した足止めの生徒…

　流石に奴も……)｣





　ドコォン…ドコォン…
　




モブ男｢おいっ！なんか…凄い音するぞ!!｣



モブ女｢何かが壊れる音?!｣




ｸﾛｰﾄﾞ｢(なっ……まさか!!)｣




　厚さ1メートル…如何なる魔法をも防ぐこの壁が…、!!



　 壁ガァーーー!!





モブ男｢一直線に突っきって来やがったァア!?｣






□■□


　流石に不味い状況だな…



周りの志望者もざわついている…


　マッシュさんに対するブーイングが鳴り響く…




ﾏｯｼｭ｢…帰りたい……｣ｽﾞｰｰﾝ



寄ってたかって…これは酷いな




ﾚﾓﾝ｢あ、あの!!｣



　レモンさんの声に皆が視線を向ける…



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　誤字がございましたらお伝え下さい!!








　
　





　

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