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* ページ28
ab side
とうとう来てしまったか、この日が。一応約束の10分前に来たんだけど...
え?もういるじゃん。
mm 「あ!阿部くんですか?」
ab 「はい...」
mm 「じゃあさっそく行きましょ!」
まぁ、簡単に言うと彼...目黒は彼氏としては完璧だった。
約束の10分以上前から来てることもだけど、さりげなく道路側を歩いたり、お金も全部払ってくれたり。
そりゃあ1ヵ月待ちにもなるわ。
目黒の彼氏力に惚れ、俺は月イチ程度で目黒をレンタルするようになった。
社会人で無趣味だったからお金はあったし。
それが2年ほど続いたときだった。
mm 「俺、来月でこのバイト辞めるんです。大学卒業するから、ちゃんとした仕事に就こうと思って」
その日のデートが終わってすぐに次の予約を入れる。
彼の最後の出勤日の最後の3時間。
いつもより高いレストランを予約しておいた。
最後だから、ちょっと背伸びしてカッコつけたいじゃん?
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作者名:なるせ | 作成日時:2019年10月6日 12時