第45話 ページ46
桂「……Aの太刀筋を見て感じたのだが、何か見覚えがある、師匠は……」
「ふふ。それは内緒、ですよ。」
きょとんとした様子の桂さんはふっと笑うと身を翻して去っていった。
桂「……さらばだ。」
「ええ、また会う時まで。」
─屯所
沖「また逃げられてしまいましたねィ」
「そりゃあ逃げの小太郎なんて呼ばれる人だもんね〜やっぱ侮れないよ。」
屯所の縁側に腰を下ろして、私と沖田くんはしゃべっていた。
沖「そーいえば、Aさん。路地の方向へと桂が回ってきた見たいですけど、大丈夫でしたかィ?」
「追いかけはしたんだけどね、上手く撒かれたよ。」
まぁ本当は逃がしたんだけど。
私はんーっと背伸びをすると立ち上がった。
「それじゃあ早めに報告書の提出よろしくね。土方さんに怒られるから。」
沖「ま、仕方ありやせんね。ボチボチやりまさァ」
ほんとにやるのかな、なんて思いながら私はクスリと笑った。
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Rukapyon(プロフ) - richanh20さん» コメントありがとうございます!土方オチ、ちょっと考えてたのでその方向性でいこうかなと思います!もし、他にもリクエストがある方がいたら複数オチを作ろうかなと思ってます!これからも見てくださるとうれしいです! (2023年5月5日 10時) (レス) id: 9ab6a2b305 (このIDを非表示/違反報告)
richanh20(プロフ) - いつも楽しくみています!出来れば土方オチで!! (2023年5月5日 7時) (レス) @page38 id: eed6dbc501 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rukapyon | 作成日時:2022年7月17日 20時