【銀魂】色んな人の拠り所に。

第24話 ページ25

でも……赤い着物の女…か。


まぁ探せば見つからないことも無いけど…よりによって真選組とは幽霊でもじゃないにしても勇気があるもんだ。



新「そういえば赤い着物の女の怪談……僕が、寺子屋にいた時聞いたことありますよ」


「げ……もういいんだけど……」



1度聞いたし、途中までなら耐性はある。
でもさ……その時はマヨネーズ事件のせいでオチが分からないのだ


オチに入ると言った時……


近「ぎゃあああ！！！」


「！！この声……」



近藤さんだ。悲鳴からして、今までの隊士達と同じかも。



「とりあえず様子を見に行きましょう」



みんなで悲鳴のした厠の方へと走った



「神楽ちゃん！近藤さんは！？」


「多分、チャックに皮はさめたネ」



え？いや、その割には悲鳴やばかったよ。


土方さんが扉を突き破るとそこには顔を便器に突っ込んだ状態の近藤さんがいた




銀「なんでそーなるの！？」



うんほんとに、なんでそーなるの？






近「うぅ……赤い着物の女がぁぁあ来る！来るう！！」


「…しばらくしたら落ち着くでしょう。」



近藤さんまでもが魘されている



「はぁ……言っときますが、私付きっきりでみんなの看病してて寝不足なんですよね……いい加減解決してくださいよ…」


土「簡単に解決できりゃここまで苦労してねーよ」



ふわぁ……とあくびをする
さすがに今日は早く寝ようかな……



「ん〜銀時さん達はどーします？」


銀「付き合いきれねーよ。お前ら帰るぞ」



銀時さんが帰ると言うので見送るために立ち上がった


新「銀さん、何なんですかこれは？」



銀時さんの手には新八くんと神楽ちゃんの手が握られていた



新「もしかし…
銀「違う！これはこいつらがこえーって言うかもしれないからだ！」


神「銀ちゃんの手、汗ばんでて気持ち悪いアル」



なるほどね……
私のように怖い人がいて安心していた


……しかし、それは逆にダメだった
そう、彼のドS心に火をつけてしまったようだった



沖「…！！あ！赤い着物の女！！」

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