第23話 ページ24
「んー？ってあれ？沖田くん、何してるの？」
沖「拝み屋とか言うの、旦那達だったんで縛り上げたんでさァ」
見回りが終わって屯所に帰ると目に入ったのは木に吊るされている3人だった。
「あーバレたんですね。言わんこっちゃない。真選組を騙すからですよ。」
銀「Aちゃんよ〜頼むよ〜降ろしてくれないかな〜」
「ま、この炎天下の中吊るされてたら熱中症で死んじゃいますし、沖田くん3人に水あげて」
おろすつもりは無いけど。
あ、神楽ちゃんは確かこの前夜兎とか言ってたな……日に弱かったような……
沖「んじゃあこのコーラあげまさァ」
と沖田くんは持っていたコーラの缶を逆さまにした
ドバドバドバ
「ふふっ……」
銀「Aちゃん！！笑ってないで助けてっ！ってあぁ……プールに溺れた時の感覚！！」
とりあえず、悪気があるのかないのかは分からないけど、おろしてあげた方がいいかな
「そろそろおろしてあげよっか。」
銀「た、助かった……」
3人のロープを解いて降ろすと、ぐったりした様子だった。
「大丈夫そう？」
新「えぇ……なんとか…にしても、なんか色々と大変そうですね」
私は苦笑いを浮かべる
近藤さんもビビって神楽ちゃんに厠ついて行ってもらってたし……
「隊士達が魘されてるし……まぁ、大丈夫なわけはないな……」
土「相手に実態がありゃ斬れるんだが……」
ん？待って……私別にこれが幽霊だとか言ってないんだけど
「土方さん……幽霊、やっぱり信じてたんですか」
銀「えぇ！！土方くん幽霊信じてたの！？痛い、痛いよお母さん！！ここに頭怪我した人がいるよー！！」
あ、土方さん、そろそろ怒るな。
プッツンいっちゃうなこれ
「一応、聞いときますよ……あの例の赤い着物の女の幽霊的なの見たんですか？見てないって言ってください。言わなかったら土方さんを斬ります」
土「あ？見てないって言ったら嘘になるが……雰囲気だけな。人間ではないような……ふべらっ！」
言うなって言ったのに……
だから痛い目見るのだよ……
銀、沖「「痛い、痛いよお父さんー！！」」
沖「絆創膏持ってきてー！！出来るだけ大きな人ひとり包み込めるくらいのー！」
わー息ぴったり、なんか清々するよ
「赤い着物の幽霊なんか……いるわけないよ……そんな非科学的なもの……ありえない、ありえない……たまたま怪談話とかぶったからみんな信じただけ…」
沖「顔が引きつってますぜィ」
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Rukapyon(プロフ) - richanh20さん» コメントありがとうございます！土方オチ、ちょっと考えてたのでその方向性でいこうかなと思います！もし、他にもリクエストがある方がいたら複数オチを作ろうかなと思ってます！これからも見てくださるとうれしいです！ (2023年5月5日 10時) (
レス) id: 9ab6a2b305 (このIDを非表示/違反報告)
richanh20(プロフ) - いつも楽しくみています！出来れば土方オチで！！ (2023年5月5日 7時) (レス) @page38 id: eed6dbc501 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rukapyon | 作成日時：2022年7月17日 20時
