第21話 ページ22
隊1「そしたらね、もう真夜中だよ。そんな時間にさ、寺子屋の方から赤い着物の女がこっち見てんの」
結局始まった、怪談話
私は沖田くんにしがみつきながら仕方なく話を聞く
ギュー
沖「(……Aさんにも可愛いとこありやすね…)」
そろそろくる。
そう、オチが……みんなのギャーっとなるオチが
私の一番嫌いなあのオチが。
隊1「そしたらその女、ニヤッと笑ってさ」
ゴクリ
くる……くるっ!?
あーもう、今日はひとりじゃ寝られないんだろうなと、そんなことを考えていた時、
土「マヨネーズが足りないんだけどぉぉおおお!!!」
そんな声が響き渡った。
「「「ギャー!!!」」」
沖「ぐへっ!」
私は沖田くんに飛びついた
ポンポンと肩を叩かれているが、気にせず飛びついた。
沖「うがっ……Aさ……息が……はぁはぁ死ぬところだった……」
沖田くんの首を絞めていたことに気がつき咄嗟に手を離す
……タイミング悪く現れたのは焼きそばの皿を持って機嫌の悪そうにしていた土方さんだった。
というかその焼きそばなに。
マヨネーズ充分かかってるじゃん。
もはや黄色いヤツだよ。
私は土方さんに渡しそびれた買い物袋を投げつけた
土「へびらっ!誰だ!マヨネーズ投げつけたのは!」
「土方さんが悪いんですからね。呪われても知りませんからね。」
土「なんで俺が悪いみたいになってんだよっ!!」
ちなみに、近藤さんは泡吹いて倒れていた。
ただのマヨネーズだけでこの破壊力とは……恐るべし。
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Rukapyon(プロフ) - richanh20さん» コメントありがとうございます!土方オチ、ちょっと考えてたのでその方向性でいこうかなと思います!もし、他にもリクエストがある方がいたら複数オチを作ろうかなと思ってます!これからも見てくださるとうれしいです! (2023年5月5日 10時) (レス) id: 9ab6a2b305 (このIDを非表示/違反報告)
richanh20(プロフ) - いつも楽しくみています!出来れば土方オチで!! (2023年5月5日 7時) (レス) @page38 id: eed6dbc501 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rukapyon | 作成日時:2022年7月17日 20時