第８６話 ページ45
天喰「俺は大丈夫なんだけど…」
『けど？』
天喰「君みたいなもの凄い人気者が俺と同じ部屋で寝るのが果たしていい事なのかと思うしそれが学校でバレたら君のファンに刺されそうで恐れ多い…」
『一息凄いですね、僕は大丈夫ですよ。それにそんな事する人いませんよ』ｹﾎｯ
天喰「嘘だろ…気付いてないのか…？」
ﾌｧｯﾄｶﾞﾑ「マジか。むしろ凄いなww」
『…？まぁ、なにかする奴がいたら言ってください。ボコりますんで』ｹﾎｯ
天喰「たた、頼もしい…」
ﾌｧｯﾄｶﾞﾑ「ほな決まりやな。環、しっかり面倒見いや！初後輩やろ？」
『あれ、先輩って３年じゃないんですか？』
天喰「い、いや…３年なんだけど…」
ﾌｧｯﾄｶﾞﾑ「ノミの心臓すぎてまともに後輩出来たことないんや」
『あぁ…なるほど』ｹﾎｯ
天喰「今日初対面の子に理解されてる…」
『あ、あと１つだけどうしても許可を得たいことがあるんですけど…』
ﾌｧｯﾄｶﾞﾑ「ん、なんや？言うてみ」
『どうしても自主練をしたくて…あの、僕の個性の事は知ってますか？相澤先生が言ってくれているはずなんですけど』ｹﾎｯ
ﾌｧｯﾄｶﾞﾑ「あぁ。中学ん時に発現してまだ身体に染み付いてないんやろ？」
『はい。慣れるために毎日数時間の自主練は外せないので…夜でいいんで、自主練と外出の許可貰えませんか』ｹﾎｯ
ﾌｧｯﾄｶﾞﾑ「自主練は別にええけど、なんで外出までいるんや？」
『どうやら僕の個性、ちゃんとは判明しきってないみたいで…個性が少し変わりました』
天喰「どういうこと？」
『病院で言ってもらった事は僕の個性は力付与で、個性発現時に一番印象に残っている人物の個性を付与する…それでオールマイトの個性を使ってるはずなんですけど』
『明らかにオールマイトの個性じゃない個性が発現しまして、その個性も使えるようになる為に外出が必須なんです』
天喰「どんな個性？」
『黒鞭と言って、手から黒い鞭を出せる個性です。それで建物から建物に飛び移ることが出来るので…実践あるのみかと』
ﾌｧｯﾄｶﾞﾑ「んーせやなぁ…許可したるわ！」
『本当ですか！』
ﾌｧｯﾄｶﾞﾑ「ただし！外出は１時間以内に帰ってくるように！自主練ならうちの事務所内にある練習場使えばええわ。それなら何時間でもええで」
『分かりました。ありがとうございます』
『(ちっ、ケチなやつ)』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 102人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Y - 小説書くの上手ですね‼︎８２話のスノードロップの花言葉でゾクっと来ちゃいました‼︎ (2022年12月27日 19時) (
レス) @page39 id: 99e9b3e27c (このIDを非表示/違反報告)
yuumin - 面白かったです！ 新しいヒロアカの二次創作ジャンル！更新楽しみにしてます。 (2022年8月22日 10時) (レス) @page13 id: 79387fae85 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りあ | 作成日時：2022年8月9日 22時
