第６６話 ページ23
『お前はＮｏ．２ヒーローの息子、個性は半冷半熱と超強個性…その分家庭環境に難ありかもしれないが、それはお前が逃げてるだけ。受け入れたらお前は完璧だ』ｹﾎｯ
轟「……お前は、？」
『無個性で生まれて、個性を獲得しても体に合わない…その上持病持ちだし、ヒーローに裏切られた事もある。お前と比べたら真反対だろ？』ｹﾎｯ
轟「……」
『何も持ってない中で、出来ることをやって磨いてきたんだ…何でも持ってて、何でもできるやつに、んな事言われたってなんも思わねぇよ』ｹﾎｯ
轟「…すまねぇ」
『謝罪なんかいらん。問題はお前が炎を使うか使わないか、だ』ｹﾎｯ
轟「…」
『１つだけ言わせてもらうけど、もし仮に氷の方だけで戦うって言うなら……殺される気で来いよ』ｷﾞﾛｯ
轟「ｯｯｯ！！！……」
『じゃあな、舐めたまねすんじゃねぇぞ』ｽﾀｽﾀ
『おまたせ、心操』ｹﾎｯ
心操「遅かったな、何もされてないよな？」
『舐めた事言ってきたからボコそうかと思った』
心操「思ったって事はやってないんだな、良かった」
『つーか常闇間に合った？』ｹﾎｯ
心操「実は終わってたりする…てかもう障子のやつ始まってる」
『は？マジ？……アイツまじぶっ飛ばす』ｹﾎｯ
心操「ちょっとは手加減しろよ？しないと相手死ぬぞ」
『わーってるわ』
常闇「…………緑谷」ｽﾞｰﾝ
『どしたんだ常闇』ｹﾎｯ
常闇「ちょっといいか…」ｷﾞｭｳ
『……何？』ｹﾎｯ
常闇「………」ｷﾞｭｳｳｳ
常闇「(緑谷に見てもらいたかったのに…)」
『心操、これなに』
心操「しゃーない。今はそうさせたげなよ」
『分かった。ちなみにどうなったんだ？前の試合』
心操「えーと、芦戸対泡瀬は泡瀬の勝ち。常闇対八百万は常闇の勝ち。切島対鉄哲は引き分けで、後で簡単な試合で決めるってさ」
『ふーん』ｹﾎｯ
心操「聞いといて興味ないのかよ」
『すまんな』
常闇「……緑谷」
『何？』
常闇「轟と、どんな話をしていたんだ」
『別に何も。舐めたこと言われたからただただイライラしただけ…無視して試合見ればよかったって思った』ｹﾎｯ
常闇「そうか…」
『何だよ元気ないな。仕方ないな…ちょっとそのカバン取って〜』
心操「これか？ほい」
『ん、ありがと』ｺﾞｿｺﾞｿ
常闇「何だ……？」
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Y - 小説書くの上手ですね‼︎８２話のスノードロップの花言葉でゾクっと来ちゃいました‼︎ (2022年12月27日 19時) (
レス) @page39 id: 99e9b3e27c (このIDを非表示/違反報告)
yuumin - 面白かったです！ 新しいヒロアカの二次創作ジャンル！更新楽しみにしてます。 (2022年8月22日 10時) (レス) @page13 id: 79387fae85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りあ | 作成日時：2022年8月9日 22時
