ごくごく普通の僕が、緑谷出久転生してしまった… (ページ7)

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第４話ページ7

A.M.6:50

『おはよう、お母さん』ｹﾎｯ

引子「おはよう出久。ごめんね、ちょっと寝坊しちゃってまだ朝ご飯出来てないのよ」

『いや、今日は大丈夫。ちょっと食欲無いんだ』

引子「あらそうなの？大丈夫？最近詰め込み過ぎたんじゃないの？」

『大丈夫だよ。たまたまだって』ｹﾎｯ

引子「本当？それならいいんだけど……明日も続くようなら病院行きましょうね？」

『…はぁい。もう行ってくるね』

引子「分かったわ。行ってらっしゃい、気をつけてね！」

『行ってきマース』

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爆豪「おいデク」

『おはようかっちゃん』

爆豪「テメェはもうどこ行くか決めてんのかよ」

『いやーまだ決まってないかな』ｹﾎｯ

爆豪「なら雄英のヒーロー科行くぞ」

『……僕無個性だよ？無理に決まってる』

爆豪「それを補える程の実力と頭脳があるだろうが」

『でもヒーロー志望でもないのに行くのはねぇ…』

爆豪「んな事後からでいいんだよ。俺は今のテメェの実力が知りてぇんだ」

『………ま、損は無いし、そこまで言うなら別にいいよ』ｹﾎｯ

爆豪「……そうか。なら紙よこせ」

『どーぞ、あとは任せた』

爆豪「あ？今だけにきm……ってもういねぇ！」

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〖なんか雄英のヒーロー科受ける事になった〗

【え、マジ？】

〖マジ。だから会えるかもな〗

【へぇ〜、じゃあさ、この間の事受けてくれる？】

〖そーいやそんな事も言ってたような気がする。別にいいよ〗

【あざざまーす】

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担任「えーお前らも3年生と言う事で、本格的に将来を考えていく時期だ！」

担任「今から進路希望の紙を配るが……まぁ皆だいたいヒーロー科志望だよね」

「「「ハーーイ！！」」」

担任「皆いい個性だけど校内では個性の使用は原則禁止な」

爆豪「先生〜皆とか一緒くたにすんなよ！俺はコイツら没個性共とは違ぇ」

「そりゃねーだろ勝己〜！」
「そんだけ言う勝己はどこ行くんだよ！」

爆豪「んなもん雄英に決まってんだろ」

「はあっ！？国立の！？今年の偏差値79だぞ！？」

「倍率も毎年やべーんだろ？！」

爆豪「はっ、そのざわつきがモブたる所以だ！」