ごくごく普通の僕が、緑谷出久転生してしまった… (ページ33)

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第３０話ページ33

『僕は甘い物と苦めの物が好きで、辛い物と酸っぱい物が苦手』

『かっちゃんは辛い物と酸っぱい物が好きで、甘い物と苦い物が苦手…ね？真反対でしょ？』ｹﾎｯ

八百万「綺麗なほど真反対ですわね…」

『面白いでしょ〜』ｸﾜｧ

障子「緑谷、眠いのか？」

『そらそうだよ。リカバリーガールの治癒疲れるんだもん』ﾉﾋﾞｰ

『てな訳でそろそろ帰るね』ﾌﾗﾌﾗ

常闇「大丈夫なのか？」

『大丈夫大じょう、ぶ！？』ｶﾞﾝ!!

「「「！？」」」

『あれ？鼻血だ…ま、いっか』ﾌﾗﾘ

爆豪「ちょっと待てや一緒に帰んぞ」

『え？何故…あ、はい分かったからそんな怖い顔しないでよ〜』ｹﾎｯ

爆豪「まず鼻血止めろバカ」

『ティッシュ持ってない…って、ありがとう障子くん』

障子「ホントに気を付けて帰れよ」

『はぁい』ｹﾎｯ

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『ただいまー』

引子「おかえり…って出久！？」

爆豪「コイツ疲労で眠気MAXでぶつけて鼻血出しただけなんで寝かしてやってください」

引子「わ、分かったわ！ありがとうね勝己くん！」

爆豪「いえ」
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次の日

『うっわ何この人混み…マスコミ？』ｹﾎｯ

障子「おはよう緑谷、もう大丈夫なのか？」

常闇「何だこの人の多さは…」

『おはよう障子くん、常闇くん。身体はもう大丈夫だよ！』

常闇「大丈夫なのに咳はしているのか？」

『あ〜僕喘息持ちなんだ。割と重度で、だから昼でもゴホゴホ言ってるんだ』ｹﾎｯ

常闇「なるほど…してこれをどう切り抜ける」

『僕に提案あるから聞いてくれる？』

常闇「あぁ」障子「分かった」

「あ、オールマイトの授業ってどんな感じですか！？」

「って君ヘドロの？」

障子「彼、体調が悪いので通してください」

『ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯ…』

常闇「道を開けてくれ」

「あ、すまんな。通してくれ！」
「あ、ちょっと少しくらい！」

『あー助かった。ナイス』

常闇「こちらこそ助かった」

障子「いいアイデアだったが、咳がリアル過ぎて少し怖かったぞ」

『リアリティはあればあるほどいいんだよ』ｹﾎｯ

障子「そうだ、今日一緒に昼飯食べないか？」

『あーごめん、今日は話したい人がいるんだよね。明日一緒に食べよ！』

障子「分かった」