ごくごく普通の僕が、緑谷出久転生してしまった… (ページ30)

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第２７話ページ30

『やぁ轟くん。核は見つかった？』

轟【ｯ！？緑谷か…なぜ障子の通信機を持っている】

『それは障子くんを捕まえたから。そして彼を人質にしようと思ってね』ｹﾎｯ

轟,障【「！！？」】

『交換さ…人質を無事に返して欲しくば降参して』

轟【降参するとでも？】

『これを訓練だと思ってる？甘いよ』ｹﾎｯ

轟【何…？】

『これを聞いたら少しは考え直すんじゃないかな』

轟【何を…】ボキィ！！

轟【ｯｯなんだ！？】

『彼の複製腕を折らせてもらったよ。次は本物の腕かな？』

轟【な、】

『別に制限時間まで悩んでもいいんだよ？あとちょっとだよね〜。制限時間来るまでに降参しなかったら、片方折ろうかな』ｹﾎｯ

轟【ｯｯ…】

『じゃあ楽しみに待ってるよ。僕がいるのは核がある部屋だよ』ﾌﾟﾂ

『よし…葉隠さん。今から戻るね』ｹﾎｯ

葉隠〖了解！〗

障子「…緑谷」

『言おうとしてることは分かるけど、今は黙っててね』ﾆｺ

障子「…」

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『さーてあと１分半だけど、轟くんは来るかな？』ｹﾎｯ

葉隠「私は来ると思う！」

『そっかぁ…じゃあもうちょっと障子を強く縛っておこうかな？』ｷﾞｭｯ

障子「……」

『…ｯｯ、葉隠さんジャンプ！！』

葉隠「えっ！？」ﾋﾟｮﾝ!

パキパキパキパキｯｯ！！！

『(しまった、最初の時と違って核の方にも行ってる！)』ﾀﾞｯ

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轟「障子！大丈夫か！！ｯｯ」ﾄﾞｺﾝ

『おっと、行かせないよ？』ｹﾎｯ

轟「…？なぜ指が変色してるんだ…」

『あれだけ訓練じゃないって言ったのに、まさか核関係なしに攻撃するとはね。１本取られたよ』

轟「(なぜ凍っていない？まさか事前に分かったとでも言うのか…？それに核は何処へ行った。それになぜ指が変色してるんだ！)」

『…何が何だか分からないって顔だね。答え合わせはあとだけど、今の君に勝ち目はないよ』

轟「……なぜだ」

『今僕を捕らえたところで葉隠さんも捕えないと勝てない。それに核は彼女が運んでる。君が勝つにはあと１分以内に僕に勝ち、葉隠さんを探さなければいけない』ｹﾎｯ

轟「…とても１分じゃ無理だな。降参だ」

ｵｰﾙﾏｲﾄ〖敵チームWIN！！！！〗

『降参してくれてありがとう。答え合わせは講評でね』ｹﾎｯ