ごくごく普通の僕が、緑谷出久転生してしまった… (ページ29)

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第２６話ページ29

ｵｰﾙﾏｲﾄ「ではＢチームとＩチームは準備にかかってくれ」

葉隠「緑谷くん私ちょっと本気出すね。手袋もブーツも脱ぐよ」

『そ、そう？でも気を付けてね。轟くんは１発で終わらせに来ると思うから』

葉隠「分かった！」

ｵｰﾙﾏｲﾄ〖ではスタート！！〗

パキパキパキｯｯ！！

『(やっぱり一気に来たか…さっさと片付けないと俺が耐えられないな)』ｸｼｭﾝ!

『まずは葉隠さんのところに行かないとな』ﾊﾞｷｯﾍﾞﾘﾍﾞﾘ!!

『葉隠さん、大丈夫…じゃないよね』ｹﾎｯ

葉隠「緑谷くん！？何でここに…って足がッ！」

『気にしないで。僕の白衣とブーツ履いといて』ﾊﾞｻｯ

葉隠「え、でも緑谷くんが…」

『大丈夫、早く終わらせればね。後は僕が何とかするよ』

葉隠「わ、私もなにかするよ！」

『んーとじゃあ、僕は今から障子くんを捕らえに行くから、核がある部屋に轟くんが来たら、通信機で教えてくれる？』ｹﾎｯ

葉隠「分かった！」

＿＿＿＿＿＿＿＿
障子「氷の音がした。もしかしたら氷を剥がしたのかもしれない」

轟「やるとしたら緑谷か…核を回収してくる。恐らく緑谷は核がある部屋で俺を待ってるはずだ」

障子「分かった。俺は引き続き状況把握をしておく」

轟「頼んだ」
＿＿＿＿

『(…とでも思ってるんだろうなぁ)』

『(確かに核を回収されたら負けだけど、轟くんの現在地は把握してる。場所的に先に障子くんを捕らえた方が得策なんだよね)』

『(……いた)』ｽｯ

障子「…なにか動いた？」ｸﾙ

『(さすが複製腕、敏感だな…だけど確証は持ててないみたいだな)』

障子「気のせいか？いや、緑谷か…？」ｽﾀｽﾀ

『(辺りを散策している…こっちに来たら行くか)』

障子「ここか？……ってうわっ！？」ﾄﾞｻｯ!

『捕まえた』ﾆﾔｯ

障子「ｯｯ!……やっぱり緑谷だったのか」ｶｼｬﾝ!

『気配消すの得意なのに、よくわかったね』ｹﾞﾎｯ

障子「いや、俺も半信半疑だったんだが、緑谷ならやるかもしれないと思って探してたんだ」

『僕の事買い被りすぎ…っと、葉隠さん？』ｹﾎｯ

葉隠〖轟くんが近付いてきたよ！〗

『了解。こっちは捕らえたからそっちに戻るよ』

葉隠〖もう捕らえたの！？さすが緑谷くん！〗

『ありがとう…じゃあ障子くん、通信機貰うね』ﾋｮｲ

障子「何をするつもりだ？」