ごくごく普通の僕が、緑谷出久転生してしまった… (ページ12)

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第９話ページ12

爆豪「………お前、……」

『？？』

爆豪「……あんな事、言うんだな」

『？……あぁ、あんなところで小心者になったら意味無いでしょ？いつものかっちゃんを見本にやってみたんだ』ｹﾎｯ

爆豪「けっ、そうかよ。言っとくが俺はてめぇに助けなんて求めてねぇからな」

爆豪「1人で何とか出来たんだ！！…………けど」

爆豪「感謝くらいはしてやるよ、クソが！」

『…ありがと、かっちゃん』

爆豪「俺は先に帰る！！下剤よこせや！」

『あ、どぞー』ﾋｮｲ

爆豪「じゃあなクソが！！」

『じゃーねー』

『(さて、どうなるk)』
ｵｰﾙﾏｲﾄ「少年！！」

『わぁ！？』ｹﾎｯ

『(原作通りになってて良かったぁ)』

ｵｰﾙﾏｲﾄ「済まなかった。あの場にいながら何も出来なかった」

『いえいえ、活動限界だったんでしょう？仕方ないですよ』

ｵｰﾙﾏｲﾄ「先程の君が言っていたように、仕方がないではすまない事態になっていたかもしれない。だからこそ君に謝罪と訂正と提案をしに来たのだ」

『謝罪は分かりますけど、訂正と提案とは？』

ｵｰﾙﾏｲﾄ「君はヒーローになれないと言ったな。それを訂正させてもらおう」

ｵｰﾙﾏｲﾄ「あの時、君は考えるより先に体が動いたんじゃないかい？」

『…はい』

ｵｰﾙﾏｲﾄ「学生時代から逸話を残しているトップヒーロー達が揃って言うことがあるんだ」

ｵｰﾙﾏｲﾄ「【考えるより体が先に動いてた】とな！」

ｵｰﾙﾏｲﾄ「だからこそ君に言える…」

ｵｰﾙﾏｲﾄ「君はヒーローになれる」

『うっ、うっ、……ｯｯ!!』ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

ｵｰﾙﾏｲﾄ「君なら私の【力】を受け継ぐに値する」

『……はい？もしかして【提案】の、やつですか？』ｹﾎｯ

ｵｰﾙﾏｲﾄ「そうだとも。まずは私の個性の話をしよう」

ｵｰﾙﾏｲﾄ「私の個性は、聖火の如く引き継がれてきたものなんだ」

『……もしかしてですが、何人もの人から引き継がれてきて、次の継承者が僕って事ですか？』

ｵｰﾙﾏｲﾄ「そういう事だ。個性(ちから)を譲渡する個性…それが私の引き継いだ個性！」

ｵｰﾙﾏｲﾄ「冠された名は【ワン・フォー・オール】」

『なるほど…つまり力の結晶ってイメージでよろしいですかね？』ｹﾎｯ