突き付けられる真実 ページ9
神様は額に指で触れて頭の中が鮮明に記憶を解除されていく
内容に目を疑った
あの子は···"ロビン"は···!!
助けられなかったのか!?
心奏「···なんで···
なんで!!
俺の助けたかったあの子の未来を邪魔した!?」
神様『···心奏···
君が助けようとしたあの子とその島の島民達はね
歴史を知る事は許されない運命だった
君があの子を気に入ってたから助けたかったのかもしれないけどね
それはどうしても許されない事なんだ
あの子達を助けるという未来は許されないものなんだ
だから、記憶を消して君の存在も彼女達の中から消したんだ』
んだよ···それ···
変えれない歴史って事かよ···
んなの···
心奏「納得出来るわけねぇだろ!!
連中は純粋なる歴史を知りたかったただそれだけだったんだろ!?
何故、それを知ってはいけないんだよ!?」
神様『···歴史の中に潜む"古代兵器"という存在がある以上
海軍は黙らないってわけさ』
心奏「···昔、ロジャーと旅してた時に聞いた
古代兵器なんて知らねぇよ
そんなの関係なく助けたかったんだ···」
目が熱い···
涙が溢れて海の水に混じり消えていく···
俺はただ···助けたかったんだ···
あの小さな女の子を···
ロビンの未来を···
神様『···そうだね
君からしたら分からない事だ
···"空白の100年"···それも彼らが狙われてしまった理由だな』
空白の100年？
心奏「んだよ···それは···」
神様『流石に···それは教えられないよ
君はこの世界の人間じゃないからね
それを教えるわけにはいかない』
心奏「なんで！」
神様『さっ、話は全てしたよ
後は僕が飽きるまで楽しんでよ』ﾆｺｯ
心奏「おい！
まだ話は···!!」
意識が···!!
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 36人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年2月18日 14時) (
レス) id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
