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怖い噂 ページ3
2人はいつも狩りの時は草むらの多い中で狩りをすることが多い
自分達より大きな生き物も狩る事が出来た
アカリが先手を打ち
獲物を転ばし
そこを叩く
アカリ「イェイ！
上手くいったね♪」
クロ「ショウリョウバッタか···
これなら少しは母さんの役には経つかな」
アカリ「私は果物を後で取るから先に運んだ方がいいんじゃない？」
クロ「そうだね」
「おやおや、お二人さん仲が相変わらず宜しいですな」
2人に声を掛けてきたのはキイロアゲハのアゲハだった
アカリ「アゲハ
君も狩りの途中？」
アゲハ「僕は狩りではなくって蜜集めだよ」
アカリ「あ、そうか」
アゲハ「仲良く狩りをするのはいいんだけどさ
この辺は危ないから気をつけた方がいいよ」
クロ「何故だ？」
アゲハ「近くにね
"アリジゴクの巣"があったからね」
2人『アリジゴクの巣!?』
アリジゴクの巣は大きな穴で落ちてきた獲物を砂を掛けて登れないようにして自分の所に落ちてきた獲物を食べてしまう
恐ろしい穴だ
それは小人も例外では無い
小人の男は落ちたら食われてしまうのだが女はそうはいかない
アリジゴクは小人の女を捕らえては自分の子孫を残す為に彼女等を捕らえて無理矢理、番にしてしまうというケースがある
抵抗をして食われてしまう女の小人もいるが大体は抵抗出来ずにというケースが多い
アゲハ「だから、気をつけて狩りをした方がいいよ
んじゃ、僕は行くから」
そう言ってアゲハは飛んで行った
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