元高校生は料理人兼美食屋[アイスヘル編]【トリコ】 (ページ23)

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69話最後のセンチュリースープページ23

二人『うぅ···』

トリコ「小松、夏姫···
気にするな！
狙ってたものが先に取られるなんてよくある事だ♪」

夏姫「トリコ···」

小松「トリコさん···うわぁぁぁぁぁぁぁぁん!!(ヒシっ)」

そうだな···

メソメソしてたって始まらないからな

夏姫「しっかりしろ俺！」

鉄平「···ごくわずかだが···
グルメショーウィンドーの中身を絞り出すしかない」

鉄平···

夏姫「まだ、中にあるんだな？」

鉄平「あぁ···出るのかまでは分からないがな···
グルメショーウィンドーの最後だ!!」

(ギュッ！)

枯れた蔦を引っ張って中の食材を絞る

頼む···！

出てきてくれ！

頼む!!

(ポタン···)

小松「スープが!!」

鉄平「皆動くな！
スープの赴くままに···！」

スープが小松の手に落ちた···

鉄平「待て！
まだ出てくるぞ!?」

えっ？

(ポタン···)

夏姫「あぁ···俺？」

俺達の手のひらにスープが···

なんて馨しい香りなんだ···

これが···太古のスープ···

センチュリースープ···

二人『飲ませろー！』

うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

怖いよ!!
お前らのその顔!!

鉄平「ダメだ。
これは彼らのモノだ
スープの赴くままだ···」

あ〜、怖かった···

トリコ「いや、俺が飲む」

トリコ···

トリコ「でも、こんな量じゃ足りねぇ！
お前らが完成させたらたらふく飲ませてくれ♪」

トリコ···！

夏姫「任せろって♪」

小松「必ず完成させてみせます！」

二人『この世の食材に感謝を込めて···頂きます···』

······

(バタッ···)

トリコ「夏姫！
小松!!」

二人『はにゃ〜···///』

夏姫「これはヤバい〜///」

小松「こんな美味しいもの初めてです〜///」

トリコ「あ〜！
やっぱ飲みたかった〜!!」

なんつー今更！