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能力者の血【夢猫丸】 ページ15
ｽﾀｯ!!
ここが式場か？
随分と人が多いなぁ···
「何者だ!!
貴様ら!!」
レイラ「生憎!!
テメェらに教える筋合いはねぇ!!」
手のひらから血を流すと赤い蝙蝠を召喚する
レイラ「行け！
お前ら!!」
『キキキッ!!』
「小癪な!!」
ﾊﾞｯ！
レイラ「危ねぇ···
お前の血は···どんな味だ？」
ｶﾞｼｯ!!
「何をする!?」
レイラ「暴れるな···」
ﾋﾟﾁｬ···
「ぬっ!?
か、身体が···動かん···!!」
レイラ「それが俺の力だ···」
ﾌﾞｯﾂ!!
「ぬっ!?」
レイラ「···!?
あ、甘い···！
もっと···」
もっと···喰らいたい···!!
「この野郎!!」
ﾋﾗﾘ!!
レイラ「···美味い···」ﾍﾟﾛｯ
口の端から溢れた血を舐める
甘い···
こんな血は初めてだ···！
華蓮「あら？
あの子、能力者の血が気に入ったのかしら？」
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