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吸血衝動【夢猫丸】 ページ13
レイラ「っはぁ···!!
危なかった···!!
危うく意識が飛ぶかと思った···」
チョッパー「お前、歯が鋭いんだな？
なんでだ？」
レイラ「あ？
この歯か？
これは···"吸血"する為にあるんだ」
チョッパー「吸血···？」
ナミ「そう言えばアンタ···
"吸血鬼"って本当なの？」
それは聞かれるよな···
華蓮「彼は正真正銘の本物の吸血鬼だよ
それも···"真祖の吸血鬼"だ···」
キャロット「へ〜
吸血鬼って何がご飯なの？」
レイラ「血だ···」
キュロット「え？
血？」
レイラ「俺らそれしか栄養を摂ることは出来ないんだ」
ナミ「じゃあ、噛まれたら仲間になっちゃうの？」
華蓮「それは人間が勝手に作った作り話
本来は吸血鬼は仲間にしようとするものに自らの血液を飲ませて同族にするんだ
噛まれただけじゃ仲間になんてならないよ」
レイラ「よく知ってるな···？」
華蓮「仮にも母親なんだよ？
子の事を知らなければ親失格だ」
成程な···
ﾄﾞｸｯ!!
レイラ「うっ···!!」
チョッパー「どうしたんだ!?」
や、ヤバい!!
こんな時に···!!
レイラ「はぁ···はぁ···」
きっと···コイツらには俺の目が紅く光ってるんだろうな···
まずい···甘い匂いが俺の鼻をくすぐる···!!
飲みたい···
噛みつきたい···!!
レイラ「ハァ···ハァ···!!」
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