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200階 ページ40
{レイナside}
……“燃”とは、意思の強さ
そんな訳ない、そんな単純なモノな訳がない
私は、強くそう思った…別にウィングさんが悪い人とは思ってないけどね？
…根拠なんてないけど、仮にあの教えがウソだとするなら
天空闘技場を“読めば”…1人くらい、本当のネンを知っている人がいるはず
そう思った私は、100階を越えた事で貰えた個室で手袋を外し
椅子とか諸々駆使して天井に素手で触れる
それらしい情報は見つからない…もっと…もっと上なら…
レイナ「…あれ？」
…読めない
200階クラスの人の情報が、名前以外なにも分からない
まるで、靄がかかった様に
レイナ「これって…」
ハンター試験で、キルアの腕を掴んだ時と同じ現象だ
でもキルアは“ネン”を知らないはず、じゃあ何で？
…200階に行けば、分かるかな
ゴン「200階って、どんなところだろうね」
キルア「さぁな
オレもここからは行った事ないからなー」
レイナ「ちょっとドキドキしてきた…」
あの時の現象は何だったのか
本当の“ネン”とは何か
ちょっとどころか心臓が飛び出そうなくらい緊張しながら
私たちは200階に入った
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