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もどかしい ページ4
{レイナside}
勝負に手を出せば、キルアが失格になってしまう
だから私たちは手を出せない
……あぁ、もどかしい
「彼はどこにいるの？」
針を構えて歩き出したギタラクル
「ちょ、待って下さい
まだ試験は…」
あいつは止めようとする試験官さんに容赦なく針を刺した
すると
ﾋﾞｷﾋﾞｷ…
音と共に顔が変な形に歪む
こわ…
「どこ？」
「とナリの控え室ニ」
「どうも」
そのまま、控え室に続く扉…
つまり、私たちの方に歩いてくる
だけど…扉の前には、忍者さんとクラピカさん、レオリオさん
もちろん私たちも立っている
私なんか、思いっきり睨んでるよ！
「まいったなあ…ここで彼らを殺しちゃったら
オレが落ちて自動的にキルが合格しちゃうね」
やめるって選択肢はないのか…
「そうだ！
まず合格してから、ゴンを殺そう！
それなら、仮にここの全員を殺しても
オレの合格が取り消されることはないよね」
ネテロ「うむ
ルール上は問題ない」
…それって、つまり
「聞いたかい、キル
オレと戦って勝たないと、ゴンを助けられない」
こいつ……勝負が終わったら、絶対に一発殴る！
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