検索窓
今日:3 hit、昨日:13 hit、合計:15,642 hit

13話 ページ13

「3人とも連れてくだぁ?!」




飲んでいた紙パックのお茶を驚きのあまり落とす。

そんな姉さんを横目に子供達を車に乗せる。

命の恩人だからなのか知らないが双子はすんなりとついてきた。

ただもう1人の子供はなかなか動かない。




まぁ別に信用してもらおうとか思ってないけど。




「ほら、乗りな。ここにいても幸せにはなれないよ。」

「幸せって何?」




光のない瞳で見つめられる。

絶望に近い瞳をした子供に視線を合わせるようにしゃがむ。




「生きていればわかる日が来るよ。」

「お姉ちゃんは幸せ?」




子供のその言葉に一瞬言葉を詰まらせるがすぐに答える。




「幸せだよ。」




行こっかと差し出した手を子供はしばらく見つめゆっくりとその小さな手を重ねた。

14話→←12話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
429人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:はて | 作成日時:2021年10月20日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。