バスケとマフィアの主役は我々だ!!

会合 ページ7

どれくらい寝てたのだろう……

さっきまで私は寒い外にいたはず
いつの間に暖かいところに来たんだろう…

誰かの話し声も聞こえる
誰だろう

私死んじゃったのかな…

てことは神様……?
いやまさか……そんなわけないし…

私みたいないけない子は天国じゃなくて地獄になるって言われてるし……

嗚呼…眩しいよ……光なんて見せないで……

?｢…あ、起きた!!グルッペンさーん起きましたよー!!｣

……ほんとに誰!?
綺麗な水色の目に牛乳瓶の底のような眼鏡
目がちゃんと見えない人だ


?｢起きた!?ホントか!!｣

今度は金髪の綺麗な男の人
あ、でもこの声…寝ちゃう時に聞いた声だ…

他にもいろんな人がいる
眼鏡の人いっぱい居るしマフラー巻いてる男の人もいる

サッカー選手が着るような服来てる人もいるし
バイク…かな?ヘルメット被ってる人もいる

モサモサの着いた変わった帽子みたいなの被ってる人もいるよ……

『………………』

?｢あ、ああ……驚かせてしまったな…スマン｣

?｢起きたのー?ほら、グルッペン希望の野菜スープですよー｣

今度は白い軍隊さんが来てそうな服の男の人がお椀を持ってきた。
野菜スープって言ってた……くれるのかな?

?｢ほら、まだ寒いか?ひとらんらんが作ってくれたスープ、飲めるか?｣

白い軍服の人はひとらんらんさんって言うんだ……
スープ、飲みたい……

『………!!』

あ、れ……声出ない…なんで?

?｢…冷えて声帯の周りの肉が張ってんだな……大丈夫大丈夫飲んであったまりゃ喋れるさ｣

今度は青い浴衣を着崩した髭の生えた男の人……
飲めば話せるなら…

『……!!』(ｸﾞｲｯ)

?｢あ"!!そんな一気に飲まなくてもいいんだよ!!｣

止められてるけど気にしない。
私はお礼が言いたいだけなの

このスープ、とても暖かい
お肉使ってないから油っぽくなくて
野菜の味がしっかりして

喉から心臓にかけて一気に暖かくなった

『……ｯ…美味しい……です…ありがとう…ございます……』

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ラッキーYouTuber

M君

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