ラッキーボーイ(グルッペンside) ページ6
「……んでしんぺい神は?」
鬱「パチンコ〜今日ラッキーショッピ君着いてってるから帰るの遅いと思うよー」
部屋に唯一居た鬱から聞いたのはしんぺいの不在。
かなり厄介だな……
この子供の体は冷え切っている
指先まで冷たいのが上着越しで分かる
仮眠室に置いておいても起きたら気づけないからな…
「……鬱、退け」
鬱「……グルちゃん?」
「ソファから退け」
鬱「えー………」
文句を言いながらもどいてくれる大先生には後で煙草を1箱だけ買ってやろう
「ロボロ、あっつい湯でタオル濡らしてくれ
末端まで冷えてるから温めるゾ」
ロボロ「ほいほーい!しんぺいさん呼び戻す?」
「……大先生」
鬱「喜んでやらせて頂きますー!!」
大先生が退いたソファに子供を寝かす。
女の子なのは分かっちゃいたがロボロの予想した歳に対してすごく細い
「……腹減ったな」
鬱「…ならゲドちゃん呼ぶ?もうすぐこっち来る予定だしなんか材料買ってきてーって」
「……体を温めやすい料理希望」
鬱「!!…ふははッ……りょーかーい」
大先生がニヤニヤしてるのを目の端に捉えつつロボロが持ってきたタオルで指先を温める
余っ程暖かいのかさっきまで寄せてた眉がゆっくり
本来の位置に戻ってきた。
こうやって見ると本当に幼いのだな。
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M君
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作者名:哪託 | 作成日時:2019年5月29日 9時