罰ゲーム2 ページ47
果たして罰ゲームと呼べるのか分からない罰ゲームを受けた帰り
今度はマンちゃんの罰ゲームを受けることになった。
マンちゃんは外に出掛けるからという理由で一昨日買った服を着ることにして外に出た。
ゾム君と似てる緑のパーカーと白のストッキングに膝上の丈の短パン。
マン「おお〜似合うやん〜可愛い〜」
ニコニコしているマンちゃん。
ちょっと恥ずかしいけど
マンちゃんのエスコートの下、街を練り歩く事になりました。
罰ゲームじゃない気もするけど着いてくのみ。
マンちゃんは迷うこと無く私の手を引きとある白と黒の看板の店に向かった。
『…ここは……?』
マン「携帯ショップ〜俺らと連絡取れた方がええやろ?」
2人で店に入り
好きな携帯選びなよ〜と言われ見る。
黒の凄く綺麗な携帯端末。所謂スマホを手に取りマンちゃんを見る
マン「それにする?」
『うんッ…!!』
マン「なら契約するならちょっと待ってね〜」
と言うとマンちゃんは私の選んだスマホを手に取ると店員さんのところに向かっていった。
契約には短くて30分掛かるらしいから店の正面に位置する雑貨屋さんを見ておいでと言われた。
そこの店に行けば可愛い女の人達がワイワイしながら色んな商品を見ていた。
私はお金を持ってないから見るしかできない
「見てアレ…お金持ってないんじゃない?」
「盗みそー……」
「身なりも質素な感じしない〜?」
聞こえてるってーの
この服はゾム君とマンちゃんが選んでくれた品なんだぞ!
品物を見てるふりをして怒りを押さえつける。
ここで怒っていては意味が無いのは馬鹿な私でも分かってる
暫く周りの客の目線に耐えていると小さな声で"あれ?"と聞こえた
「Aジャン」
『緑君……なんでこのお店に…?』
運営の緑君が店の奥から出てきた。
何故、運営さんの筈だからこんな所で働く事は無いはず……
緑「……アア…ココノ人トハ知リ合イデ、チョット聞キ込ミシテタ」
『お仕事中だったんだ…ごめんね声掛けちゃって』
緑「…声掛ケタノ僕ダカラ謝ラナクテ大丈夫。ト言ウヨリ、大丈夫?変ナ事言ワレテタネ」
緑君はじろりと女の人を見る。
どうやらここでは有名人なのか女の人達は顔を赤くしながら緑君に寄ろうとする
緑「…近ヅカナイデヨ……僕ノ友達ニ何カ言ッタヨネ…嫌ナンダケド」
「そ、そんなこと言うわけないじゃないですか!」
マン「…まず、この状況教えてくんない?」
更には怖い笑顔のマンちゃんが来た。
終わったわ。
ラッキーYouTuber
M君
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作者名:哪託 | 作成日時:2019年5月29日 9時