罰ゲーム ページ46
負けた私はマンちゃんと大先生の罰ゲームを受けることになりました。
明日はエミさんとの勉強の日になってるから
今から大先生の部屋に行くつもりです。
鬱「やっぱさ、今迄ええ生活してたわけやないやん?
せやからちょっと着飾ってみようかと思てな」
『着飾る……?』
鬱「そ、僕さ〜意外と女遊びしてる訳よ、せやから女物の化粧品とか服とかあるねん。
使ってないものしか置いてないから折角やし使ったってくれん?」
『化粧とかした事ないし………』
鬱「最初は勿論僕が教えたげるねん気にせんでええよ
女の子なんやし可愛くなって欲しいやん」
隈のある目を優しく細めると大先生は部屋へ入れてくれた
部屋は意外にも紺色と白の2色で統一されていて
ベッドも何だか高級そう
鬱「ほんならまずベッドに座って待っとってくれ、ええ服なんか見繕うわ」
フワフワなベッドに座り
大先生が小さなタンスを漁るのを眺める
鬱「あったあった。んー……黒に近い髪色やからやっぱ白やねんなぁ……けど赤も似合いそうやし……」
白いワンピースをベッドに放られた。
肩紐がない…何だっけ……ノースリーブのスカートがヒラヒラした綺麗なワンピース。
鬱「…ああそっか、刺繍入れてまえばええんや。せや、折角やし全員分の色をふんだんに使った刺繍で神々しくするんもありやな」
今度は裁縫道具を取り出してきた。
鬱「これに関しては完成してからプレゼントやな。んじゃあとは軽い化粧品と洗髪剤やな……シャンプーは確か高くてええやつが……」
結局大先生は漁るだけ漁り、大きい鞄に沢山詰めて渡してくれた。
結構重かったけど
大先生は満足げに"これで綺麗になって僕らを驚かせてな"
って言って刺繍やる為に部屋に入り込んじゃった。
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作者名:哪託 | 作成日時:2019年5月29日 9時