安静後 ページ38
昨日は丸一日、何もさせてもらえなかった。
朝になり私はペ神とゾム君、ショッピ君の3人と散歩に行く事にした。
体調と体力のチェックらしい。
これからの特訓に色々影響するらしい。
『外涼しい〜!』
ゾム「まだ冬……寒いやんか……」
ショ「そんな薄いパーカーなんか着てるからですよ、ほらカイロどうぞ」
神「まぁこの寒さを涼しいと表現するとは……余っ程体温高いなぁ……熱が溜まりやすいのか…」
ペ神は私の様子を逐一メモしてる。
状態を漏らしたくない元医師としてのプライドとか言ってた……
ゾム「あ、そういやここら辺公園あるやん、そこ行かん?そこでちょっと運動してみたらええやん」
ショ「…ゾムさんのちょっとってちょっとじゃないんですよ」
ゾム「え」
神「流石味方最大の脅威…」
ええやんか別に!と叫ぶゾム君を横目に皆で公園に行く。
とても大きくて広い公園で、隣には何かのコート見たいのがあった。
そこには大人の人や若い人がせわしなく動いてる何かをしている。
ゾム「…お、今日なんかやってんなぁ?」
ショ「ストバスですよ。ここら辺バスケの猛者が多いらしいっす」
『バスケって上にゴールがあるやつだよね?私やってみたい!!』
ゾム「…ボールないやん」
『そっか……』
「おーいそこの兄ちゃんら!!人手足んねぇんだけどやるー!?」
突然、コートの方からお兄さん達が手を振って呼んでる。
ゾム「何人足りひんのー!!」
「ひとりー!!!!」
『ならゾム君出番じゃない?』
ゾム「あ、やっぱ俺?」
そりゃもちろん。3人一致でゾム君を送り出す。
ゾム君が入ってくと同時に輪の中から比較的背の小さい男の子がでてきた。
「お前らはやらねぇの?」
『え』
「バスケ、やるから来たんだろ?」
神「あー違うんだよ……この子がこの前体調崩しちゃって……回復したから次いでに散歩しに来ただけなんだ」
「なんだ、しねぇのかよ」
彼はぶすっと顔を歪め地面に座る。
どうやら休憩に入るところだったみたい。
そしたら今度は桃色の髪の可愛い女の子が走ってきた
「大ちゃん!!何してるの!!ドリンクあっちだよ!!」
「いーじゃねぇかさつき……俺はこっちで休みてーの」
「もうッ!!折角持ってきてあげたけどしーらない!私が飲むもんね!!」
「あ"ッ!!さつきてめぇ!!」
「……あれ?貴方誰?ここに用があったの?」
桃色の彼女は私に気付くと近寄ってきた。
ラッキーYouTuber
M君
11人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:哪託 | 作成日時:2019年5月29日 9時