飲んだくれ(ひとらんside) ページ31
成人済組は始まった途端まぁ酷いもんだった。
全員一気に酒を煽るわお菓子を食い漁るわ
何してんだよって感じで
開始20分程で泥酔してるのが2人。
うち1人がまさかの滅多に酔わないゾムで、もう1人がTつぐさん。
Tつぐさんが酔いやすいのは知ってたけど今日は一段とペースが早いらしい。
コネ「…今日は一段と酷いなぁ……」
シャオ「見てみあれ?彼処の未成年組、ほんわか花が飛び回りそうな程の平和具合……」
シャオロンに言われて未成年組の方を見ると
チーノがちょうどAに抱きついている所だった。
「わお青春。」
トン「…あの子はまだ青春って歳やないやろ…」
なんて会話をしてるとガタンと音が鳴った。
全員が目を向けると立ち上がっていたゾムがいた。
ゾムはフラフラとした足取りで未成年組に向かう。
それも酒入りのコップ持ちで
グル「あかんゾム止めろぉ!!」
トン「大先生!!」
鬱「ほーい」
大先生がワープをゾムの進行方向に作ったが、あの泥酔状態で奇跡使いやがったから
めちゃくちゃ早い速度で未成年組の目の前に行った。
チーノ「ぞ、ゾムさん……?」
ゾム「…チーノお前…誰の許可得てAに抱き着いとんねん……どつくぞ…」
チーノ「ひッ!!」
『……チーノ君大丈夫…?』
Aがチーノの名前を呼べばゾムがまた反応した。
ゾム「…何、俺にはさん付けなのにチーノは君付けなん?それは無いんと違う…?なぁA……」
『え……えっと…ゾムさん……?』
ゾム「俺の事も君とかでええから呼んでェや!」
泥酔なのも珍しいのに更には甘えてる…?感じのゾムがAにの後ろに周り抱き締めて座る。
親戚とかでよく見る感じのそれなんだよなぁ……
『……えー……じゃあ…ゾム君…?でも違うなぁ…んー……あ!
ゾムにい!これはどう!?』
ゾムにいか……また可愛らしいなぁ…
ゾム「……それでええ……他に兄なんて付けんなよ…?」
『……え、今ので他のみんなもそんな感じにしようとしたのに……』
ゾム「…嫌や……俺だけにしてぇ……」
『……仕方ないなぁ…』
ゾムが満足げに笑うとAを抱き締めたままカクンと落ちた。
あれ、寝たな。
マン「まぁ大丈夫!ゾムは記憶残るタイプやし俺が今の動画で残してあるから明日再確認取ればいいめぅ〜」
『…そっか!なら安心だね!ありがとうマンちゃん!』
ニパッと効果音が着きそうな彼女の笑顔は全員の心を朗らかにしてくれる。
ほんといい子だね。Aは
ラッキーYouTuber
M君
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作者名:哪託 | 作成日時:2019年5月29日 9時