沈黙(No side) ページ26
ショッピの電撃銃が光を放つ。
それは少女の目を眩ませ、視界不良を起こさせるには充分の威力。
もがく少女は左腕に刃を纏わせ、暴れ散らす。
鬱「ッ………あかんッ…あれじゃ距離詰めたら斬られて終わるッ…!!」
てん「任せろッ…!!」
てんてんの操る土が飛び出し少女の腕を壁に押し付けて固定する。
ゾム「今や!!大先生!」
鬱「ッ……行くで!」
もがく少女の目の前に黒々とした大きな穴が開きゾムが飛び出し、睡眠薬の水を口にぶち込ませる。
最初こそ抵抗してた少女は時間が経つと力を失い崩れ落ちた。
ゾム「……沈黙確認……制圧…完了や」
ゾムのその一言に全員が安堵し、KCが壁を解く。
シャオ「ゾム!危ないことしやがって!」
ゾム「すまんすまん……どうしても何とかしてやりたくてな……」
チーノ「ほんまですよ!それで腹ざっくり斬られてたらどうするつもりだったんですか!!」
コネ「ナイスショッピ君!」
ショ「あざっす。」
ゾムの無茶な行動を責める者、ショッピの銃の腕を褒める者と別れそれぞれ部屋の片付けを行う。
グル「…ゾム。」
ゾム「グルッペン……」
グル「……寝かせて、お前はとりあえず怪我していないかしんぺい神に見てもらえ」
ゾム「はえー……怪我しとらんと思うけどなぁ……」
ブツブツと文句を言いながらもゾムは少女を寝かせしんぺい神の元へ向かう。
これにて、暴走状態の少女は抑えられ、
仲間として迎え入れられるのか。
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M君
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作者名:哪託 | 作成日時:2019年5月29日 9時