絶対に勝てない【JM】 (ページ10)

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食べ始めた頃ジミンくんのスマホが震えた

JM「ごめん！ちょっと出てもいい？」

「あ、うん。どうぞどうぞ。」

JM「ありがと。もしもし？テヒョン？」

「モグモグモグ…。」

JM「え!? いや、今日はちょっと…え？いや…今食べてるし明日にしよ！！」

「？」

JM「いや、違うけど… え!?着いたの？いや！無理！！今日は無理！！あ…」

何か大変そうだ
電話切ってガックリと項垂れてる…
可愛い…

するとジミンくんの部屋のチャイムが鳴りまくった
え！！いや、普通に怖いし、近所迷惑…

JM「あぁ〜っ！！もぉっ！！」

そう言って立ち上がって玄関まで行ったけど私に向かって

JM「絶対出て来ないでね！！顔も出さないで！！わかった？」

「え!?う、うん…。？」

それだけ言えばドアを開けた。
私がどうゆうことだろ？と思って玄関まで行ってみたけど、何か外でジミンくんが男の人？友達？と話してる感じ…。
なるほど！友達が来たのね。って事は、あんなに私に出てくるなとか顔出すなって…。
そんな恥ずかしくなるくらいダメですか？私…。
でも、彼女とかでも無いのに…。
ジミンくん酷い…。
なんかさっきは褒めてくれてたくせに…。
どうせ社交辞令なのはわかってましたよ！！
もうカレー食べちゃお！！

急にドアが開いて振り返ると知らない男の人が立ってた
一瞬訳が分からずにいたものの叫びそうになる
するとその人が驚いた顔になって私の口を慌てて抑えてきた
余計に怖くなってジタバタし始めた時、またドアが開いた

JM「おい！！テヒョン！！何やってんだよ！！A！！大丈夫！！これ、オレの友達！！」

「(えっ？)」

JM「テヒョン！！手！！離せよ！！バカ！！Aごめん！！驚かせて！！テヒョンも謝れよ！！」

V「あ！ご、ごめん！！」

「い、いえ…。」

JM「もぉ！何やってんだよぉ〜！マジで！」

V「いや！ホントごめん！！まさかドア開けたら居るとは思わなくて！！」

「あぁ、いえ、大丈夫です。私もどうしたのかと思ってここまで出てきちゃってたから、なんかごめんなさい。」

JM「いやいや！Aは全く悪くないでしょ！自分家なんだから。勝手に知らない人の家に入んなよ！お前！マジで有り得ないわ！」

V「うん…。ごめん…。」

ジミンくんは本気で怒っててテヒョンさん？は犬が怒られた時になる垂れた耳が見えそうな程シュン…としてる

「とりあえず、上がってください…。」

まーそう言うしかないよね…